「お歳暮をもらったりした場合、どうやってお礼とかするの?」
「喪中の場合はお歳暮を送ってもいいのかな?」
なんて悩んだり、考えたりした事ありませんか?
いざお歳暮を貰ったり、贈ろうと考えると、
気になるのがマナーやお作法^^;。
お世話になっている人に感謝の気持ちとして贈る物なので、
贈る相手に失礼のないようにしたいですよね。
ここではお歳暮に関して気をつけたいマナーを
いくつかのポイントごとに紹介してみます。
筆者自身も必要な事なので、調べてみました。
参考になれば、幸いです^^。
この記事の目次です
お歳暮を頂いた場合はどうするの?
お歳暮は基本的にはお世話になった目上の人に、
感謝して贈る物なのでお返しはせず、
お礼の気持ちを伝えるのがマナーです。
親しい友人や知人であれば電話やメールで構いませんが、
正式にはお礼状を書いて送ります。
親戚やビジネス関係の人から頂いたなら、
お礼状を書くようにしましょう。
手紙だと届くまでのタイムラグが気になるという場合は、
電話でお礼を伝えてから改めてお礼状を送る方法もあります^^。
お礼状に盛り込む内容としては・・・・
♦ 頭語
♦ 時候や季節の挨拶
♦ お歳暮を頂いたお礼や感謝の気持ち
♦ 相手の健康への配慮
♦ 結語
頭語や結語は送る相手との関係によって、
変化するので注意してくださいね。
一般的には頭語は拝啓、結語は敬具の組み合わせですが、
より改まった形で書くなら、頭語は謹啓、結語は敬白となります。
結婚したばかりの若い方たちであれば
お歳暮を頂く機会もあまりないと思います。
でも、最近は友人や知人の間柄であっても、
日頃の親交の感謝のしるしとして、
バレンタインのような感覚で
お歳暮をやりとりすることもあるそうです^^。
筆者は知りませんでした^^;。
頂いた相手が友人や知人であれば、
お返しをした方が良い場面もあるかもしれません。
すぐにお返しをすると、
「贈る予定がなかったのに慌てて準備したのかな?」
と相手に思われてしまう可能性がありますよね^^。
親しい友人であれば、誕生日プレゼントやお中元で、
改めて感謝の気持ちを表すという方法でもいいかもしれません^^。
喪中の場合はお歳暮を贈ってもいいの?
お中元やお歳暮はお祝いではなく、
あくまで贈る相手へ感謝の気持ちを表すもの。
贈る相手が喪中であっても
お歳暮を贈るのはマナー違反とはなりませんし、
贈る側が喪中の場合もおなじです。
とは言っても、四十九日の法要が終わるまでは
バタバタと忙しく、悲しみもあり、
誰しもが落ち着かない時期です。
そんな頃にお歳暮をやりとりしても、
お互いに負担となったり、気を遣ってしまうと思います。
四十九日がまだ終わってないような
早い時期には贈らない方がいいでしょう。
四十九日が終わった頃には、
もうお歳暮の時期が過ぎている、
ということもありますが、
遅い時期に贈っても失礼にはなりません。
ただ、
年賀状と同じように
喪中は年賀の「賀」の字が使えないので、
1月7日までの松の内の期間は避けて、
寒中お見舞や、寒中御伺として贈ります。
水引やのしの使用も避けて、
真っ白の掛け紙や白短冊を使って贈ってください。
デパートで購入する場合は喪中だと伝えれば、
水引やのしがない物を用意してくれるので、
安心して手配できます。
内のしと外のしとは

本来、のしとは・・・・
紅白の水引の右上に六角形で描かれていることが多い
飾りのことをのしと言います。
贈答品にかけられている紙は
紅白の水引とのしが印刷された紙だから、
のし紙と呼ばれるのです。
内のしとは・・・・
品物にのしをつけて、
その上に包装紙をかけた物のことです。
包装紙が1番上に来るので、
のしが見えない状態で相手に渡すので、
配送の場合や控えめにお歳暮を贈りたいときに内のしにします。
外のしとは・・・・
品物を包装紙で包んだ上に、のしをつけた物のことで、
お歳暮のときには直接持参する場合は外のしとすることが多いです。
お歳暮では渡し方によって使い分けることが多いですが、
外のしと内のしは地域に使い方に違いがあります。
ちなみに・・・・
関東では外のしをよく使うが、関西では内のしが好まれる、
ということもあります^^。
お歳暮の際には両親などの身近な人に
アドバイスを求めて使い分けてくださいね^^。
お歳暮を渡すときの正式のマナーは?
お歳暮は感謝の気持ちと季節の挨拶に贈る物なので、
持参するのが正式なマナーです。
でも、遠方の方へ贈ることや、
忙しい年末に直接持っていくのが
かえって迷惑となる人に贈ることもあり、
配送するケースがほとんどではないでしょうか^^;。
お歳暮を配送する場合と、手渡しするときに
気をつけたいマナーを見ていきましょう。
直接持参するときのマナー
① 電話で持参する日時を伝える
年末に近いお歳暮のシーズンは
どの家庭もバタバタしていて予定がたて込んでいます。
訪問の日時は数日前から電話で伝えておきましょう。
やむなく事前の連絡なしに伺う場合は、
玄関先でお歳暮を渡しておいとまするといった配慮が必要です。
連絡する場合も連絡しない場合も、
食事の時間や早朝は避けて、
午前10時から11時、午後は14時から17時頃に
伺うようにするのがマナーです^^。
② お歳暮は風呂敷に包んで持っていく
紙袋よりも風呂敷に包んで持っていく方が丁寧です。
どちらで持っていく場合も、
相手に渡すときは風呂敷や紙袋を開けて
中身だけを渡すようにしましょう。
持ってきた紙袋や風呂敷は
小さく折りたたんで持って帰ります。
③ 挨拶してお歳暮を渡す
挨拶した後は1年間の感謝の言葉とともに、
お歳暮を持ってきた旨を伝えます。
紙袋や風呂敷から取り出したお歳暮は
くるくると時計周りに90°ずつ回して、
正面が相手に向いた状態で渡します。
④ 品物の説明はへりくだらない
贈り物を渡すときは「つまらない物ですが」と
言って渡すイメージがありますよね?
でも、つまらない物を渡してしまうことになるので、
失礼に思われる場合があり、最近では避けられる表現です。
「お口に合うといいのですが」や
「○○さんがお好きだと伺っております××です」
というような表現をしましょう^^。
配送するときのマナー
贈る相手が遠方の場合や、
持参するほど親しくない場合は、
贈る相手に気を遣わせることが少なく、
配送の方がいい場合があります。
ただ配送の場合は、
配送業者の方が贈る側の気持ちまで
届けてくれるわけではないので、
手紙を同梱するか、別で送り状を郵送しましょう^^。
■ 送り状の基本的な内容
♦ 時候の挨拶
♦ 1年間の感謝
♦ 何を贈ったのかを簡単に説明する
♦ 相手の健康を気遣う内容
送り状はカードや葉書で簡単に伝えるのが基本ですが、
両親などの親しい間柄で近況を盛り込みたい場合は、
手紙にしても失礼にはなりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか^^?
今回は、お歳暮を贈る際のマナーや気をつけたいことを
調べてみました。
簡単にまとめますと、
■ お歳暮を頂いた場合はどうするのか?
基本的にはお返しはせず、お礼の気持ちを伝える。
①親しい友人や知人
⇒ 電話やメールでも構いませんが正式にはお礼状を書いて送ります。
②親戚やビジネス関係
⇒ お礼状を書くようにしましょう。■ お礼状に盛り込む内容は?
・頭語
・時候や季節の挨拶
・お歳暮を頂いたお礼や感謝の気持ち
・相手の健康への配慮
・結語頭語や結語は送る相手との関係によって、
変化するので注意が必要。一般的には頭語は拝啓、結語は敬具の組み合わせ。
より改まった形で書くなら、頭語は謹啓、結語は敬白となります。■ 喪中の場合はお歳暮を贈ってもいいのか?
・贈る相手が喪中であっても
お歳暮を贈るのはマナー違反とはならない。
贈る側が喪中の場合も同じ。
・ただ、四十九日の法要が終わるまでは
誰しもが落ち着かない時期なので、
贈らない方がよい。
・四十九日が終わった頃には、
もうお歳暮の時期が過ぎているが、
贈っても失礼にはならない。その際、
1月7日までの松の内の期間は避けて、
寒中お見舞や、寒中御伺として贈る。水引や、のしの使用も避けて、
真っ白の掛け紙や白短冊を使って贈る。デパートで購入する場合は喪中だと伝えれば、
水引やのしがない物を用意してくれる。■ お歳暮を渡すときのマナーは?
・持参するのが正式なマナーその際の注意事項として・・
① 電話で持参する日時を伝える
② お歳暮は風呂敷に包んで持っていく
③ 挨拶してお歳暮を渡す
④ 品物の説明はへりくだらない・配送するときの注意事項
手紙を同梱するか、別で送り状を郵送。◇送り状の基本的な内容とは
・時候の挨拶
・1年間の感謝
・何を贈ったのかを簡単に説明する
・相手の健康を気遣う内容上記内容を含めて送り状を書きましょう。
以上となります^^。
一年間、お世話になった人への感謝を伝えるよい機会です。
気持ちを伝えるのが一番だと思います^^。
皆様の参考になれば嬉しいです。