「Aさんにはお付き合いもあるし、お歳暮を贈った方がいいのかしら?」
「贈り物の金額はいくら位にしようか?」
「お歳暮の内容はどうする?」
など、お歳暮を贈る際に悩んだ事ありませんか^^?
お歳暮は感謝の気持ちを込めて
お世話になった人へ贈り物をする習慣です。
独身の頃は季節になると、
「ああ、もうそんな季節か」と
なんとなく見ているだけの場合が多いですが、
結婚を機会に改めてお歳暮を考えると、
分からないことも多いですよね。
ここではお歳暮を贈る相手や贈る物について考えていきましょう。
この記事の目次です
お歳暮を贈る相手はだれ?
お歳暮を贈る相手は・・・・
①両親
②会社の上司
③取引先や先生
が基本ですが、お歳暮とは、
「1年間お世話になった人へ感謝と来年もよろしくお願いします」
という気持ちを込めて贈る物なので、
この人には贈らなければならない
というような決まりはありません。
だからと言ってお世話になった、
と思った相手の全ての方に
お歳暮を贈ろうとすると大変なことになります。
大量に贈るとなれば費用もかさみますし、
季節の挨拶なので今年は贈って来年は贈らない
という訳にはなかなかいかず、
1度贈り始めてしまうとやめにくいからです。
お歳暮を贈られた側も「そんなに親しくないのに」
と違和感を感じたり、
「急いでお返ししなきゃ!」
と逆に気を遣わせることもあります^^;。
なので、
お歳暮を贈る相手は今後もお付き合いがあって、
毎年贈ることが負担にならないお相手のみに絞りましょう。
とは言え、
結婚したばかりの頃には何かと周りの人に
お世話になる機会も多いですよね。
例えば仲人や名誉媒酌人は真っ先に思い浮かびます。
仲人は3年お歳暮を贈った後は止めていいとされていますが、
深いお付き合いがある人の場合も多いので、
今後もお付き合いがあれば3年にこだわらなくても問題ありません。
結婚のときだけのお付き合いしかない場合、
何もしてないのにお歳暮を毎年貰うのは心苦しいと感じて、
お礼状やお礼の電話でやんわりと断られることもあります。
3年というのはあくまで目安として、
お付き合いの程度で判断した方がいいでしょう。
お歳暮の相場はいくらくらいなの?
お歳暮の相場は・・・・
知人や友人 ⇒ 3000円
両親や仲人、上司などの目上の相手 ⇒5000円
ほどです。
また両親や上司でも特にお世話になっていて、
深いお付き合いがある場合は、
10000円の物を贈ることもあります。
年齢別に見ると・・・
20代~30代の若い世代 ⇒ 3000円の物を贈ることが多い。
40代以降~ ⇒ 5000円
と年齢が上がっていくにつれて
年相応の上質な物を贈る傾向があります。
年齢が上がると、社会的地位や立場も高くなり、
贈る相手も立場のある方に贈ることが多いので
失礼のないようにと上質な物を選ぶケースが多いのです。
お歳暮は1年間のお付き合いのお礼が込められているので、
お中元よりも重要視される傾向があり、やや高価な物を選ぶ人が多いです。
お中元とお歳暮の両方を贈る場合、
経済的に負担がかかるなら、
お歳暮だけを贈るようにするといいでしょう。
お歳暮の内容は何がいいの?
最近ではさまざまなお歳暮商品が販売されていて、
何を贈ったらいいか悩むことも多いですが、
贈るなら喜ばれるような物を贈りたいですよね^^。
お歳暮で贈る品は、
洗剤などの実用品と食品に
大きく分けられます。
ビールや、ハムやお菓子
定番ではなく、自分たちでは普段買わない上質な物を
楽しめると嬉しく感じることが多いようです。
贈った物が喜ばれたようなら、毎年同じ物を贈るのもオススメです^^。
「これをいつも贈ってくれる○○さん」
と贈られる側もあなたの印象が強くなります^^。
毎年11月~12月に流れるテレビCMのハムおじさんなんて、
まさにこの事ですよね!!
商品券
お金を渡すようで気が進まない、という人も多いですが、
好きな物を選べるので、贈られた側としては嬉しいのです^^。
例えば、お歳暮の中でも定番のビールも
人それぞれに好みがあります。
贈る相手がいつも飲むビールを知っているような
深いお付き合いがあればいいですが、
贈る側がビールを普段飲まない人なら
選ぶだけでも一苦労です。
ビールそのものではなく、ビール券をお歳暮にすれば、
贈られた側が好きなビールを選ぶことができますし、
ひょっとしたらいつもは飲まない贅沢なビールを
選ぶことだって考えられます。
ビール券はあくまでも1例なので、
他にも本が好きな人には図書カードを
贈っても喜ばれます。
商品券も、贈る相手の好みに併せて選べば、
相手に「自分のことを考えて選んでくれた」
というあなたの心遣いは伝わるのです。
とは言っても、
何を贈っていいか分からないけれど、
金額が露骨に出る商品券は
どうしても抵抗があるということもありますよね。
商品券を贈るのに抵抗があるなら、カタログギフトというものもあります。
カタログギフト
カタログギフトは、
贈った相手が好きな物を選べますし、
金額も露骨には出ないので、
好みが分からなくて贈る物に困った場合にオススメです^^。
お歳暮を贈る際のマナーは?

お歳暮は時期の挨拶に贈るものなので、
時期を外さないことが1番大切です。
こちらの記事もオススメです!
店舗の都合もあり、
お歳暮を贈り始める時期がどんどん早まってきて、
贈る物にもよっても配送日が厳密でなくなってきていますが、
現在でも年末ギリギリにお歳暮が届くというのは
マナー違反になります。
遅くても12月20日までに相手の家へ届くようにしましょう。
届くのがクリスマスを過ぎる場合は中身が同じでも、
お年賀として贈るので注意してください。
ただし、
お正月に食べる生鮮食品を贈る場合は、
クリスマスを過ぎる頃に届いてもお歳暮として贈ります。
贈り物ということで、どうしても量が多めだったり、
かさが大きな物を贈ることが多いので、
冷蔵庫で保存する必要があるものは保存しにくいです。
むしろお正月に食べる生鮮食品は、
お正月間際に贈った方が
相手側への負担が軽くなります。
ただ年末は予定があり不在になるご家庭も多いので、
相手の予定を確認してから贈るようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、お歳暮をお贈る際のマナーや注意点について
お伝えしました。
もう一度、おさらいしますと・・・・・
■ お歳暮を贈る相手は・・・
①両親
②会社の上司
③取引先や先生■ お歳暮の相場は・・・・
①知人や友人 ⇒ 3000円、
②両親や仲人、上司などの目上の相手 ⇒ 5000円両親や上司でも特にお世話になっていて、
深いお付き合いがある場合は、10000円ほど。■ 贈るお歳暮の中身は・・・・
①ビールや、ハムやお菓子
⇒ 自分たちでは普段買わない上質な物を
楽しめると嬉しく感じることが多いので喜ばれる。
②商品券
⇒ 好きな物を選べるので、贈られた側としては嬉しい。
③カタログギフト
⇒ 贈った相手が好きな物を選べる。
金額も露骨には出ない。
好みが分からなくて贈る物に困った場合にオススメ。■ お歳暮を贈る際の期日としては・・・
①遅くても12月20日まで。
②お正月用の生鮮食品の場合は、
クリスマスを過ぎる頃に届いてOK!
大切な方への一年の感謝を表す事の出来る機会ですので、
贈る時期や物にもほんの少しだけ気を遣って、
長いお付き合いをしていきたいですね^^。