お歳暮の意味や由来は?お中元との違いは?

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お歳暮送りたいけど、そもそもお歳暮って何?」

こういう疑問をお持ちの方いませんか^^?

秋も終わり頃になるとお歳暮商戦がスタートしますね^^。
独身時代には意識しなくても、結婚してからは夫婦になりますし、
季節の挨拶やマナーをきちんとしようとお歳暮を考えるご夫婦も多いです。

しかしお歳暮というのは、季節になっても当たり前の習慣過ぎて、
意味や由来を耳にすることはほとんどありません。
ここではそんなお歳暮の由来や意味を改めて紹介します。

参考になれば幸いです^^。

お歳暮の意味とは?

お歳暮とは・・・・・

お世話になった人へ1年の締めくくりに、
感謝と来年もよろしくお願いしますという挨拶に贈る物です^^。

季節の挨拶なので、12月10日から20日頃に届くようにするのが
基本的なマナーで、年末ギリギリに贈る場合はお歳暮ではなく、
お年賀や寒中見舞いとなります。

しかし、生鮮食品であれば、
年末の遅めの時期の方が贈られる側としては助かりますし、
お正月用品の場合は年末ギリギリに贈る場合は、
お歳暮として贈ってもマナー違反ではありません^^。

少し前まではお歳暮を贈る相手は、
仕事の取引先や両親や恩師に対して、
日頃のお付き合いを感謝して贈るケースがほとんどでしたが、
感謝の解釈が広くなってきて、最近では、
友人や親しい同僚などにも贈る人が増えてきています^^。

昔ほど改まった習慣ではなくなってきたと言えるでしょう。

いっぽう、お歳暮やお中元を贈ることを禁止する会社も増えてきています

お歳暮という習慣ができた頃は、
人や物の行き来が限られていたので、
仕事でも親交のある人はごく少なく、
お付き合いそのものも濃いものでした。

そのため今のように贈り物を配送して終わりではなく、
それぞれの家に直接贈り物を持っていくことが一般的でした。

しかし現代は交通網や通信技術の発達で、
仕事でも付き合いのある人が増えて、
1人1人のお付き合いも薄くなっています。
広く浅くが今の仕事の人間関係なのかもしれません(+o+)。

本当に感謝の気持ちを伝えたい人以外にも、
形式としてお歳暮を送ろうとすると、
贈る数が膨大になり経費もかかります(+o+)。

贈られた側も親交の薄い相手にお礼状などの手間暇がかかって、
ありがたいと思う反面煩わしいと感じてしまうかもしれません。
こう考えると感謝の気持ちが抜け落ちた形式だけのお歳暮は、
どちらにもマイナスにしかならない状況になってしまいますよね^^;。

夫婦となったからには、
形式にのっとることが重要な場面がありますが、
お歳暮に限って言えば、
感謝の気持ちが抜けた形式だけのものは必要ないのです^^;。

お歳暮の由来とは?

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お歳暮とは、
歳神様という日本の古来の宗教と、
江戸時代の商業の習慣に由来があります。

新年の特別な挨拶として、
「あけましておめでとうございます」というように、
日本では新たな年を迎えるというのはおめでたいこととされてきました。

年末にはお歳暮の他にも大掃除など、
たくさんの風習がありますが、
これらの多くは新年に新たな神様をお迎えするための準備です。
新しい歳神様にお供え物をして、新年の豊作や商売繁盛を祈っていました。

また江戸時代の商業は、
お盆と年末に半年分の請求が来て、
支払いをするというのが基本スタイルでした。

年末は住んでいる家の大家さんや、
仕入れ先、町内の世話役に家賃や
今で言う町内会費などを支払いに行く時期でもあったのです。

この支払いを済ますときに、
1年お世話になった感謝のしるしとして、
新年のお供え物に使うものを贈り物に持って行きました。

こうしてお供えに必要なものを、
歳暮の時期(年末)にお世話になった人や
嫁いだ女性や分家の人間が、
実家や本家へ配ってまわる習慣ができ、
やがて歳暮回りというようになり、
季節ではなく贈り物そのものをお歳暮と呼ぶようになったのです。

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お歳暮とお中元の違いとは?

お歳暮とお中元は、
どちらもお世話になった人へ贈り物を贈るという習慣です^^。

混同しやすいですが、
お歳暮とお中元の最大の違いは、贈る時期です。
地域によって少しずつ違うこともありますが、
お歳暮は12月の10日から20日
お中元は7月上旬から8月にかけて贈ります。

時期を過ぎて送る場合は、
お中元なら立秋までは暑中見舞い、
立秋から9月上旬は残暑見舞いとして贈ります。

お歳暮は新年になって贈る場合はお年賀、
1月8日から立春までは寒中見舞いとなります。

贈り物の内容には変化ありませんが、
贈る時期によって熨斗(のし)が変化するので注意しましょう。

1年の真ん中の夏に贈るお中元は半年間のお礼とともに、
暑い中でも元気にお過ごしください、
という季節の挨拶の意味も込められています。

半年間お世話になったお礼のしるしとなるお中元に対して、
お歳暮は1年間の親交のお礼と、
来年もよろしくお願いしますという意味合いも含まれています。

どちらもお世話になった相手に贈り物をする習慣なので、
お歳暮を贈った相手にはお中元も同じように贈るのが一般的ですが、
どちらか一方だけ贈ってもマナー違反にはなりません。

ただ、お歳暮には翌年も変わらないお付き合いをお願いします、
という意味合いもあるので、
お中元よりもお歳暮の方を重視する傾向があります。

両方贈る際もお歳暮はお中元よりも
2割ほど高価な物を贈ることも多いので、
片方だけ贈るならお中元よりも
お歳暮を贈るようにした方がいいでしょう^^。

まとめ

いかがでしたでしょうか^^?
今回は、お歳暮の意味や由来についてお伝えしました^^。

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お土産やお誕生日など、
親しい人に贈り物を贈る機会はたくさんありますが、
お歳暮は季節の挨拶とともに、
「今年はお世話になりました。来年もよろしくお願いします」
と伝えるものです^^。

1年の締めくくりに改めて贈り物をすることで、
相手に1年間の感謝が伝わります。

皆が贈る物だから贈るのではなく、
重要なのはあくまでも感謝の気持ちです。

お歳暮の習慣を利用して日頃の感謝を伝えましょう^^。

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