暑い日が続いていますね(+o+)。
天候不順や、暑さで体調を崩している方も多いですが、特に気をつけたいのは、子供の夏風邪。
子供が元気に遊んで帰ってきたと思ったら、どこかで風邪をもらって、体調を崩すなんて事がよくあると思います。
先日も、病院に行ったら、「ゴホッゴホッ」咳をしている、子供が多かったです(+o+)。
夏休みに寝込んだりしてしまうとお子さんも辛いですし、大人の方も心配してしまいますよね。筆者の子供も夏の期間中に一度は風邪を引いてしまうので、対策を考えてみたいと思っています^^。
今日は、子供の夏風邪の症状と、子供がひいてしまった場合の対応について、調べてみます。
この記事の目次です
子供の夏風邪とは?
さっそく見ていきますね^^。
夏風邪の症状
発熱、腹痛、下痢、など。特に、発熱の場合は、3日~1週間程度続くことがあり、夏の暑さと重なって、子供の体力が奪われていきます。
夏風邪は、腸管で増殖するエンテロウイルスや、アデノウイルスといった、暑くて湿度の高い環境を好むウイルスの感染によって多く発生します。
冬風邪は、ウイルス感染が主な原因によるものです。冬は、ライノウイルスやインフルエンザウイルスをはじめ、寒くて、乾燥した空気を好むウイルスの感染が主な原因です。
子供のかかりやすい夏風邪は?
子どもを中心に、かかりやすい夏風邪は、
- 手足口病
- ヘルパンギーナ
- プール熱(咽頭結膜熱)
これは、「三大夏風邪」と呼ばれたりもします。
例年7月、8月は、それぞれの病気の流行がピークを迎えます。特徴や注意点を確認しておきましょう。
手足口病 | ヘルパンギーナ | プール熱 | |
感染経路 | ・せき、くしゃみなどが 口や鼻に入ってきた際に 感染しやすい |
・せき、くしゃみなどが 口や鼻に入ってきた際に 感染しやすい |
・プールでかかる事が多い。 せき、くしゃみ、目の粘膜 からも感染。 |
症状 | ・手のひら、足の裏、 口の中に発疹が出来る。 ・発熱する。 |
・高熱がでる(38度以上) ・口の中に水ぶくれ ができ、のどや口内が痛い。 |
・高熱が出る(38度以上) ・のどが痛い ・結膜炎(目の充血、目やに) ・下痢や腹痛も |
発症後 |
・通常は数日で自然治癒。 ・発疹も一週間ほどで消える。 ・高熱、おう吐、頭痛の症状が でたら、病院で診察。 |
・高熱が、2~3日続くことも。 ・一週間ほどで自然治癒。 |
・高熱が5日間ほど 続くこともある。 ・1週間ほどで症状が治まる。 |
症状が 現れる部分 |
・口、手、ももと体の付け根、足先 | ・のど | ・のど、目 |
何歳くらいの子供が夏風邪にかかりやすいの?
年齢別で見ていきますと・・・
- 手足口病 ⇒ 約9割が5歳以下
- ヘルパンギーナ ⇒ おもに未就学児が多い
- プール熱 ⇒ 小学生以上(小学校のプールの授業などで感染することが多いので)
ただし実際は、5歳以下のお子様がかなりを多いとのこと。
予防接種や効果のある薬は?
現在では、予防接種や特効薬もありません^^;。予防できる方法としては、しっかり手洗い、うがいなどを行って予防しましょう。
大人はかかるの?
はい、まれに大人もかかります^^;。大人が子供の夏風邪になると・・・・・
- 手足口病 ⇒ 発疹の症状がきつく、痛みが増すこともある。
- ヘルパンギーナ・プール熱 ⇒ 高熱がでる
仕事を持つ大人にとってはやっかいですよね^^;。
子供が高熱になった場合の対処法は?
熱が出たら、まず無理をなさせいことです。
夏風邪は、普通の風邪よりも長引くので、かなり厄介なものです。
しばらく安静にしていても、風邪のように、すぐに治るとは限りませんので、夏風邪は、油断せずにじっくり向き合って対処することが必要です。
具体的な対処法
- 消化の良い、食べ物を食べる。
- ゆっくりと、十分に睡眠をとる。
- 湿度を下げ、室内を快適にする。(乾燥させる)
- 熱が高い場合は、氷や保冷剤で体温を下げる。
- 無理せずに、休んで治すことに集中します。
といったことを、行いましょう。治療期間は、だいたい3~4日ほど耐えれば、熱は下がっていきます。
子供が嘔吐や下痢の症状の対処法は?
夏風邪の症状で、熱のほかにも嘔吐や、下痢が続く場合もあります。
その場合はまず、こまめに水分補給をしましょう。そうすることで、下痢などで失われた水分を補給できる為、脱水症状を防ぐことができます。
このとき、水だけを飲ませるよりも適度な塩分が入っている方が良いです^^。
簡単にできる夏風邪の予防と対策は?
夏風邪を予防するのに一番いいのは、ウィルス感染しない事です。
ウィルス感染しない為には、
- 手洗い
- うがい
この2点に限ります!
外出先から帰ってきたら、まず石鹸などで手首辺りまでを十分に洗い、洗い流しましょう。
食事の前や、トイレ後の手洗いも十分効果はあります。
小さなお子様の場合は、遊びの雰囲気も入れながら、「ウィルスをやっつけちゃうぞ~」なんていいながら、大人の方と一緒に洗うと、よりしっかりと洗えるのではないでしょうか。
夏風邪かなと思ったらお医者さんへ
お子様に夏風邪の症状が現れたら、病院へ行って診察を受けましょう。正しい、治療を受けるためにも医師の診察は重要です。
初期症状のうちに病名など分かれば、次にどうなるのかなどを医師に事前に確認しておけば、落ち着いて対応出来ると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、子供の夏風邪の症状と、子供がかかった場合の対応について、調べてみました。
子どもを中心に、かかりやすい夏風邪は、
- 手足口病
- ヘルパンギーナ
- プール熱(咽頭結膜熱)
予防策としては、
- 手洗い
- うがい
この基本的な2点をしっかりと行う事で、夏風邪になるのを出来る限り予防しましょう。
夏の暑い時期ですと、特に夏休み時期は子供もたくさん外で遊びたいと思います。
そういう時に家で治療のためとはいえ、じっとしているのもかわいそうですよね。大人もつらいです(+o+)。
出来る限りの対策をして、夏の時期を楽しく過ごせるよう日ごろの手洗いやうがいを欠かさず、行いましょうね^^。
皆様の参考になれば幸いですm(__)m。