もうかなり暑くなってきました(+o+)。
蒸し暑いですし、昼間なんて外には出たくないほど。
「もしかして、もう夏バテ?」
なんて事を感じている方もいらっしゃるかも知れません。
なんとなく体調が悪いことを、「夏バテ」と呼びますが、
これは特定の原因や症状があるなど、
はっきりした病気ではありません^^;。
疲れがとれないなぁ~
イライラするなぁ~
食欲ないなぁ~
など・・。
皆さん一度は感じたことがあるのではないでしょうか?
毎年、この夏バテで弱ってしまう前に、
その原因や自分で出来る簡単な対策を
調べてみました(^o^)。
この記事の目次です
夏バテの原因とは?
まずは、夏バテの原因を探りますと・・・
① 自律神経の乱れ
② 水分不足
③ 胃や腸の働きの低下
上記3つが大きな原因となっています。
自律神経の乱れ
人間の体は、うまく出来ていて、
周りが暑くなると、汗をかいたり、
血管を広げて体温を逃し暑さに対応します。
この体温調整は、
人間が持っている自律神経の働きによって行われます。
暑い
↓
クーラーをかけよう
↓
急に冷たくなる
↓
しかし体が気温調整についていけない
↓
体温調整がうまく出来ない
↓
自律神経が狂う
これの繰り返しにより、自律神経が乱れていきます。
特に一番の原因になるのは、冷房です。
体はすぐに気温の変化についていけませんので、
本来なら熱を放出する必要のない環境で、
しばらくは熱を放出してしまうことになります。
今度は、温度が下がったことに気づいた自律神経は、
あわてて熱の放出をやめます。
これを一日に何度も繰り返すことにより、
自律神経自体が疲れ、負担がかかってしまうことになります。
これがどんどんひどくなると、めまい、
食欲不振や頭痛などを引き起こすことに繋がるのです。
あとは、湿気も原因の一つとされています。
例えば、カラッとした、ハワイや、オーストラリアなどは、
夏バテが起きにくいです。
なぜなら、湿度が低いと汗がちゃんと蒸発し、
体温調整がしやすい環境なんですよ^^。
水分不足
体の中から熱を放出する為の「汗」は、
その元となる「水」が必要です。
汗をかくことにより、
体の中から熱を放出しないと体温が下がりません。
これを補うだけの水分補給をしないと、頭痛、鼻水、むくみなどを発症、
ひどい時には下痢や嘔吐などの症状がでる場合もありますので、
こまめな水分補給が必要です。
胃や腸の働きの低下
外が暑くなり、体の中の温度が高くなると、
胃腸への血流が少なくなってきます。
また、汗をかくと体の中の塩分が不足して、
胃酸も減ってきます。
この状態で冷えたジュースやビールを飲むと、
胃をこわしたり、下痢を起こしたりする可能性があります。
そして、胃腸の温度が下がり、
消化器官内の働きも低下してしまいます。
さらに、自律神経の乱れにより、
胃腸の働きがおちてきます。
胃腸の働きが落ちると、
♦ 体力は減少
♦ 疲れはたまる
ますます自律神経の働きが悪くなります(+o+)。
まとめますと、
自律神経の乱れ ⇒ 胃や腸の働きの低下 ⇒ 体力の低下
これが繰り返し起こる事で、夏バテがどんどんひどくなっていくのです。
夏バテの症状は?
夏バテの症状はさまざまです。
症状の例をあげますと・・・・
♦ 全身の疲労感
♦ 倦怠感
♦ 無気力になる
♦ イライラする
♦ 熱っぽい
♦ 立ちくらみ・めまい・ふらつき
♦ むくみ
♦ 食欲不振
♦ 下痢・便秘。
特に下記の方は注意が必要です♦ 幼児 ⇒ 体の調節機能が未熟の為、脱水症状を起こしやすい。
♦ お年寄り ⇒ 熱中症(日射病と熱射病)を起こしやすい。
♦ 胃腸の弱い人
♦ 虚弱体質の人
♦ 自律神経の調節機能がうまくいっていない人
♦ 神経質の人
♦ 環境の変化に過度に反応してしまう人
病院ではどんな治療をするの?
まず問診で、患者さんの症状や状況などを聞き、
「夏バテなのか、他の病気によって症状が起こっているのか」を、
検査します。
検査結果によって、他の病気ではないことが確認され、夏バテと診断されたら、
患者さんの症状に応じて治療を行っていきます。
■ 点滴をする
①脱水症状を起こしている場合。
②食事から栄養補給ができない場合に、ミネラルなどを補給。■ ビタミンなどの補給
食欲不振の為に十分な栄養が摂れず、
体のだるさや疲労感などを訴える場合は、
炭水化物を効率よくエネルギーに変える効果などがある、
ビタミンB群などのビタミン剤を処方します。■ 夏バテの原因を、取り除くための生活指導
環境(エアコン)や、食事、睡眠、運動など、
夏バテを予防する、生活法を指導します。
お医者さんで出来る事を確認したら、
普段の生活習慣から自分で出来る夏バテ対策を見てみます^^。
夏バテを乗り切る簡単な対策は?

夏バテを予防するには、規則正しい生活を送ることが何よりも大切です。
自分ひとりでも簡単にできる対策をまとめてみます^^。
■ 食事
朝食を食べること。
できる限り3食きちんと摂るようにする。こちらの記事も一読ください!
■ 睡眠
夜ふかしはせず、たっぷり眠る事。
疲れを翌日に持ち越さないようにする。■ 運動
適度な運動をする事。
生活にリズムをつけ、自律神経の働きを
整える効果が高いとされています。ストレス解消につながる。
食欲増進にも有効。
朝や夕方の涼しい時間帯に、ウォーキングや、
ラジオ体操などの軽い運動がおすすめ。■ 水分補給
のどが乾く前に、こまめに補給すること■ 入浴
ぬるめのお湯にゆっくり入る事。
⇒自律神経の働きを整える。
⇒心身ともにリラックスさせる効果が高い。
上記となります。
すごく基本的な事ですし、誰にでも比較的簡単に出来るのではないでしょうか^^。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、夏バテの症状の原因や簡単に出来る対策をまとめてみました。
■ 夏バテの原因は
① 自律神経の乱れ
② 水分不足
③ 胃や腸の働きの低下
■ 簡単に出来る対策は
① 食事 → きちんと3食とること
② 睡眠 → たくさん眠る
③ 運動 → 軽い運動をする
④ 水分補給 → こまめに補給
⑤ 入浴方法 → ぬるま湯でゆっくりと
日ごろの生活を少しだけ見直す事で、夏バテ対策になる事が分かりました。
生活習慣から夏バテを見直しましょう!
皆様も、今から夏バテを知り、体調を整えることはもちろん、
真夏を乗り切る上記の方法などで、この夏を健康で元気にすごしましょう(^-^)。