お中元は、夏のご挨拶とも言われいますが、
頂くとやはりうれしいですよね^^;。
でも、「お返しは?」「お礼書かなきゃ!」と、
頭をよぎりますよね。
身内の方、親しい友人からのお中元であれば、
お礼を電話やメール等で気軽に済ませても
問題ないと思いますが、
正式には、お礼状を出すのが基本です。
特にビジネスで貰った場合のお礼状は、今後のお付き合いもあり、
慎重になりますよね。
今回は、ビジネスの場面でのお礼状のマナーと書き方について、
お伝えしたいと思います^^。
お礼状の注意点やマナーは?
まず、大前提として、きちんとお礼状を出しましょう^^。
お中元を頂いたら必ずお礼の気持ちを伝えます。
本来はお礼状を出すのが正式なマナーです。
なので、しかるべき相手、上司や得意先の会社からのお中元には、
忘れずにお礼状を出しましょう^^。
お礼状が遅くなると、逆に失礼に当たる可能性もありますのでご注意を。
お祝いではありませんので、もらった場合、お返しの必要はありません。
もしお返しが必要な場合には、その品物にお礼状を添えてもよいでしょう。
その際、お礼状に「別便にて心ばかりの品をお送りしました」、
などといった内容を記載し、時期を少しずらして贈ることをおすすめします^^。
例えば、「御中元」のお返しなら、「暑中御伺」、「残暑御見舞」として、
お返しをするのが良いでしょう。
時期に関しては、よろしければこちらを参考にして下さい^^。
そして、何より、お中元の礼状は、丁寧に書くのが基本です^^。
取引先へのお礼状の書き方や注意することは?

お付き合いのある企業になりますので正式なお礼状には、
便箋に手書き(縦書き)をするのが基本です^^。
しかし、最近では、
企業がお中元を受け取った時に贈るお礼状の場合、便箋を使わずに、
ハガキに印刷したものを用いる場合も多くなってきています。
一番大切なのは、すぐにお礼の気持ちを伝えることです^^。
お仕事でお中元を頂いた場合のお礼状の文例を出してみます。
(はがきに印刷の場合)
【例文】
謹啓 盛夏の候 貴社におかれましてはますますご清栄のことと
お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さてこのたびは結構なお品をご恵贈頂きましてありがとうございました。
早速一同で有難く頂戴いたしました。
これからもご信頼にお応えできるよう、
誠心誠意努力してまいる所存でございます。
何卒ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。暑さはこれからが本番でございます。皆様どうぞご自愛くださいませ。
末筆ではございますが、
貴社のご発展と皆様のご健勝をお祈り申し上げます。略儀ながら書中を持ちまして御礼申し上げます。
敬具
平成○○年7月
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○
全体の流れとしては・・・
♦ 頭語(拝啓)
♦ 時候の挨拶(季節を表わす言葉)
♦ 日頃お世話になっているお礼を述べる
♦ お中元のお礼を述べる
♦ これからのおつきあいや支援をお願いする言葉など
♦ 先方の体調を気づかう言葉や発展を祈る言葉、発展を祈る言葉など
♦ 結びの言葉
♦ 結語(敬具)
上記の内容が含まれていれば、よろしいかと思います^^。
文章は色々ありますので、探せば見つかると思いますが、
書いた方がいいであろう上記ポイントだけは押さえたうえで
お礼をしましょう^^。
はがきか手紙はどちらがいいの?
便箋、封筒を用いる方が丁寧ですが、
はがきでのお礼状も、一般的になってきています。
夏らしい季節感のある、絵柄のあるはがきはいかがでしょうか。
ただし、ビジネスで用いる場合には、
シンプルで、節度のある絵柄を選ぶようにしましょう^^!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、お中元のお礼状の書き方やマナー、ビジネス編で
お伝えしました。
ポイントは、
① お礼状は必ず出すのが、お中元のお返しマナーである。
② お世話になった大切な取引先の方に、「日頃のお礼」と、
「今後も末永くよろしく」という意味を込めて、贈ることです^^。
気持ちには気持ちをもって、大人らしいマナーで、いきましょう^^。
皆様のお役に立てば、幸いです。