春が、一気に過ぎ、夏のような毎日ですね^^;。
暑いです・・・。
そして、夏が近づくと、土用の丑の日にうなぎを食べますよね。
焼いている時の香りは、とても、イイ香りです^^。
食欲が湧く香りなのかもしれません。
香ばしさ?少しの焦げ具合?なんですかね。
筆者は大好きなので、土用の丑の日に限らず、
食べたい時に食べています^^:。
毎年やってくる土用の丑の日ですが、
子供にどうしてうなぎを食べるの?って、
聞かれそうなので、事前に調べてみました^^。
土用の丑の日にうなぎを食べるようになったのはいつから?
諸説ありますが、実は江戸時代から、
土用の丑の日に食べるようになったと言うのが、
一般的に広まっています^^。
土用の丑の日にうなぎを食べるようになった由来は?

江戸時代に有名な科学者?発明家?蘭学者?である、
平賀源内(ひらがげんない)という人がいました。
ある日、うなぎ屋さん(源内がひいきにしていた)が、
源内さんに相談にやってきます。
その相談内容が、
♦ 夏場の商売がうまくいかず困っている・・・。
♦ 何かいいアイデアはないかなぁ?
という内容。
それを聞き、源内が、
「本日、土用の丑の日」という、
大きな看板を店先に出しましょう!と提案。
さらに「本日うなぎを食べると、薬になるよ~」と宣伝をしたそうです^^。
看板(垂れ幕、幟)に「本日、土用の丑の日」と書いただけでは、
なかなか売れませんよね^^;。
当時、もの知りとして有名だった源内さんの言うことならと、
試したところ、そのうなぎ屋さんはたいへん繁盛したそうです!!
その後、他のうなぎ屋もまねるようになり、
「土用の丑の日にはうなぎ」という風習が、定着していきました。
これが、一般的に知られる、
土用の丑の日にうなぎを食べるようになった由来です^^。
ちなみに、もっと昔から丑の日には、「うのつく食べ物」を食べると、
元気に過ごせると言われていました。
なので、源内さんのアイデアも、うまくはまったのかも知れません^^。
実際に、うの付く食べ物で、
♦ 梅干し
♦ うどん
♦ うり
などが、昔から土用の丑の日には食べられており、
現在でも一部の地域ではうなぎの代わりに食べられているそうです^^。
うなぎの開き方! 焼き方!関東と関西ではこうも違う!
うなぎのさばき方や焼き方は、関東と関西で異なるんです^^。
まず、さばき方から。
♦ 関東は背開き ⇒ 武家社会の関東では切腹に通じることのない「背開き」。
身崩れが起きにくい、腹部の脂を焼き落とせるといったメリットがあるそう。♦ 関西は腹開き ⇒ 腹を割って話せるとして「腹開き」。
脂もそのまま味わえるのがメリットとなります。また、焼き方ですが・・・
♦ 関東では焼く前に、素焼き(白焼き)を行い、そして蒸すのが一般的。
蒸す事によって、味や皮が柔らかになり、無駄な脂肪も取り除く事ができる。♦ 関西の焼き方では、うなぎを蒸す事はしません。
頭も落とさずに、串に刺してそのまま焼いていきます。
関東と違い、蒸す事が無い分、当然焼き時間が、
長くなりますが、脂がパリッと、香ばしい味わいに仕上がるそうです。
また、さばき方や焼き方の境界線は、静岡県の新居付近だと言われています。
この辺りでは両方の調理法のうなぎが、食べられると言う訳です^^。
あなたの街のうなぎの調理法はどっち寄りですか^^?
まとめ
いかがでしたでしょうか^^?
今回は、土用の丑の日にうなぎを食べる由来について紹介しました^^。
これでお子さんから聞かれても説明できると思います^^!
いろいろ調べていると、ウナギ一つをとっても関東と関西で違い、
それには、ちゃんと意味があり面白いですね^^。
ついでに、土用の丑の日って何?という疑問は、
こちらをご参照下さいませ。
いずれにしても、旬のものを旬の時に食べる、
先人達の教えが、私たちにつながっていく。
そう考えると、奥深くもありますね^^。
そうそう、このうなぎですが、
外国人観光客にも大人気なんです。
知り合いの外国籍の友人たちも皆、「うまいうまい!」
と言っています^^;。
土用の日に限らず、うなぎを食べて、
いつでも元気に過ごしたいですね^^。