「余ったはまぐり(蛤)は、どうやって保存しようかな?」「新鮮なはまぐりの見分け方は?」こんな疑問をお持ちの方いませんか?
はまぐりは普段の食生活や、居酒屋で良く食べられている馴染みの深い食べ物ですが、正しい保存方法はいまいちわからないですよね。
買ってきてトレーのまま保存しまいがちですが、ちょっとした保存のコツを覚えておくだけで、一段と美味しいはまぐりをいただくことが出来ますよ。
今回ははまぐりの保存方法の仕方と、新鮮なはまぐりの保存方法を、ご紹介していきたいと思います。
この記事の目次です
新鮮なはまぐりの選び方は?

スーパーで購入する際に、以下の項目に気をつけて選ぶと、より新鮮なはまぐりを選ぶことが可能となります^^。
- 殻の模様
殻の模様がはっきりと浮かび出ているものは、新鮮な証拠だと言われています。
模様が濃く出ているものは天然ものが多いです。養殖のものは全体の模様がぼやけており、くすんでいる色の物が多いです。
- 口が閉じている
口が閉じているものは、活きがよいものとされています。呼吸をするときに、水管の出し口を開いたままにすることもあるので、判断が難しい部分でもありますが、閉じている貝を選ぶといいでしょう。
- 丸いもの
形が丸くてふっくらしているものは、中身も肉厚である証拠です。殻表面にぬめりを感じられるものは新鮮なものです。
- 重みがあるもの
他のはまぐりと比べて軽いと感じるものは中身の肉厚も薄いと考えられます。重みがあるものを選ぶようにしましょう。
またはまぐりの旬の時期は春と言われているので、旬の時期に購入するのも美味しく食べるひとつのポイントです。
夏になると産卵の時期なので産卵前のはまぐりを食べるのが一番おいしいといわれています
はまぐりの冷蔵保存の方法や保存期間は?

次は、はまぐりの冷蔵保存方法です。
- 砂抜きを行います。(貝同士をこすり洗いし砂抜きを行う方法がよりおすすめです。菌やぬめりを落とすことが出来ます。)
- 濡らした新聞紙ORキッチンペーパーに平らになるように包みます。
- 野菜室かチルド室で保存します。
はまぐりは活動をし続けているので、呼吸の際に弱ってしまい傷んでしまうのが原因です。ですので必ず水から出すのがポイントとなります。
水がない環境のはまぐりは、殻を閉じて身を守る習性があります。
冷蔵庫の低温のような場所に保存することによって、仮眠状態へとなりますので、生きたまま新鮮な状態で調理することが出来ます。
保存目安は3日間ほどです。夏場ですと傷みやすいので、保存期間よりも短く傷んでしまう場合もあるので気をつけましょう。
はまぐりの冷凍保存の方法や保存期間は?
はまぐりの冷凍保存方法です。はまぐりを冷凍保存することで、旨みが増し、保存も効くので、食べきれない量の場合には冷凍保存をお勧めいたします。
- 砂抜きをします。
- ジップロックに平らになるように入れてしっかりと空気を抜きます。
- 冷凍庫へ入れます。
またボイルしたはまぐりは、さらに長く保存することが可能となります。ボイルしたはまぐりを、殻から身を切り離し、実だけをジップロックで保存しましょう。
ゆで汁も保存することも大丈夫です。ゆで汁を保存する場合には、冷ましてからジップロックに入れて冷凍庫で保存する方法がいいでしょう。
保存期間は1カ月くらいを目安にしましょう。解凍をせずにそのまま使うことが可能なので便利ですよね。
はまぐりの傷み具合の判断は?
はまぐりがどのような状態になってしまうと傷んでいるのかわかりづらいですよね。
このような状態になると傷んでいるということになりますので食べるのは控えましょう。
- 口を開いたままで口を閉じない。
- 異臭がする
- 塩抜きを行った際に水が白く濁る
- 食べた際にぬめりを感じる
口を開いたまままったく口を閉じない場合には呼吸をしていない証拠です。
長期保存を意識する場合には、初めから冷凍で保存する方法が傷みにくくさせる方法でもあるので、参考にしてみてください。
おわりに
いかがでしたか?
保存をする前に、弱ってしまっているはまぐりがあると、周りのはまぐりも傷みやすくなってしまいますので、もったいないですが食べずに処分してしまいましょう。
値が意外と張ってしまうものなので、せっかくだったら美味しく食べたいですよね^^;。
今回ご紹介した方法を活用して、新鮮でおいしいはまぐりを味わってみてください。