母の日に贈る花は?と聞かれたら、
すぐに答えられる人が多いと思います^^。
では、父の日に贈る花は何でしょうか^^?
意外に答えられない人が多いと思います。
はい、正解は・・・・『バラ』の花です!
母の日=カーネーションはすぐにピンと来ますよね^^。
でも父の日の花???となりがちです^^;。
なので、普段、あまり気にもしていない方も、
ぜひ父の日をしっかり覚えて、
お父さんに感謝の気持ちを伝えましょう^^!
しかし、なぜバラの花を贈るのでしょうか?
気になったので、調べてみました。
なぜ父の日にバラの花を贈るの?
アメリカ在住のジョン・ブルース・ドット夫人が、
父親のウィリアム・ジャクソン・スマート氏の死後、
父の日に父親の墓前に白いバラを供えたことに由来します。
このことから父の日のシンボルフラワーはバラの花と言われるようになりました^^。
父の日の由来
では、なぜ父の日が出来たのでしょうか?
父の日は1909年当時、ジョン・ブルース・ドット夫人が、
「母の日」の事を知り、父親に感謝する日があってもいいはずと思い、
「父の日を作ってほしい」と教会に嘆願した事に由来しています^^。
ではなぜ、ドット夫人は、そう思ったのでしょうか?
紐解くカギは、当時彼女の育った環境にありました。ドット夫人を含む子供達がまだ幼い頃に南北戦争が勃発。
父親であるウィリアムは戦争に招集され、
母親は女手ひとつで6人の子供たちを育てる事となった。終戦後、父親のウィリアムは戻って来ましたが、
その矢先に母親が過労で他界。ウィリアムは再婚もせずに、
まだ幼かった6人の子供たちを、男手ひとつで育て上げましたが、
ウィリアムも母親同様に、
子供全員が成人するのを見届けてこの世を去りました。
戦時中の母親もさぞかし大変だったと想像出来ますが、
母親の死後、父親も一人で6人の子供を育て上げるのも、
並大抵の事ではなかったと思います(+_+)。
その父親の姿を見て育ったドット夫人が、上述の『父の日』を、
作ってほしいと思うのも当然ですよね。
その結果、翌年の1910年6月、初めての「父の日」の祝典が行われました。
その後1916年、当時の大統領が、
父の日の演説を行ったことも手伝って、
アメリカ全土に広まり、
1966年、アメリカ合衆国第36代大統領リンドン・ジョンソンは、
父の日を称賛する大統領告示を発し、6月の第3日曜日を父の日に定めました。
しかし、法律で正式に祝日とされたのは1972年です。
半世紀以上もの時を経て、ようやくドット夫人の努力が実現しました。
以上が、父の日の由来です^^。
日本の父の日は?
もともと日本では、父の日の認知されておらず、
バラの花を贈るといった風習はありませんでした。
日本で父の日が広まりを見せたのは1950年代あたりで、
実際に行事として行われるようになったのは、
1980年頃であると言われています。
まとめ
いかがでしたか^^?もう一度確認です。
父の日は、毎年、6月の第3日曜日です!
そして、なぜ父の日にバラを贈るのか?分かって頂けたと思います。
意味や、由来を知ると、あらためて父の日にお父さんに
感謝しなきゃって思いますよね^^。
毎日接していると、感謝の気持ちを何かと忘れてしまいがちです。
また、離れて暮らしていても連絡も頻繁には取れませんよね。
ですが、
せっかくの父の日という機会ですので、
プレゼントがあってもなくても、
日頃の感謝の気持ちだけでも伝えましょう^^。
父の日について、必読の記事はこちらです^^!
素敵な父の日になりますように!