風邪の時に食べるといい果物のイメージは、みなさん何を思い浮かべますか?
ビタミンが豊富なみかんを思い浮かべた人もいると思いますが、風邪を早く治すために食べているみかん・・・それ間違いかもしれません(+_+)!!
風邪を引いたときにみかんを食べると逆効果なのは一体なぜなんでしょうか。
今回は風邪を引いたときに、なぜみかんを食べてはいけないのかという理由をまとめてみましたのでご覧ください。
この記事の目次です
みかんの栄養や効果は?

みかんには様々な栄養素が含まれています。
- ペクチン、クエン酸
みかんには水溶性食物繊維のペクチン、クエン酸が多く含まれています。これらは胃の調子を整える整腸作用をもたらします。にきびやできものを予防する効果もあります。
- B-クリプトサンチン
みかんが黄色い理由はこのB―クリプトサンチンという成分でなっています。骨粗しょう症の予防効果があります。
年齢を重ねると骨密度が減少していきますがみかんを食べるだけで予防できるのはいいですよね。
- Bカロテン
がんの抑制効果があります。特に大腸がん、皮膚がんの抑制に効果的です。予防をするほかにも発がん性物質を抑えてくれる効果もあります。
あんなに小さいみかんですが、こんなにもいろんな栄養素が含まれているのには驚きですね。
ちなみにみかんを食べて手が黄色くなってしまったときは、みかんを食べる量を減らすか、少し食べる期間を空けましょう。
みかんに含まれるカロテンの摂りすぎによって起こる現象で柑皮症と呼ばれるものです。
体に直接的に影響が出るわけではありませんが、栄養バランスを考えて症状が収まるまで食べるのを控えたほうが無難です。
適度な量を食べるように心がけましょう。
みかんの皮や筋は食べたほうがいい?

みかんを食べるときは、筋を取り除いて食べていますか?
実は実と皮の間にある白い筋のようなものの名前は、アルベトといい、アルベトにはペクチンが豊富に含まれています。
へスぺリジンと呼ばれるものも含まれており、このヘスペリジンは美肌作りにはもっていで肌に潤いをもたせてくれます。
ほかにも、毛細血管の強化、血流強化、冷え性対策に効果もあります。筋だけではなくみかんの皮そのものにも栄養がふくまれているんです。
みかんの皮を乾燥させて作られる漢方もあります。漢方にもされるほどみかんの皮は万能なんですね。
ちなみに、みかんの皮をお風呂に浮かべたみかん風呂に入るだけで血行促進効果が出て、むくみにくい体になるそうですので、気になる方は食べたあと軽く洗ったあと、洗濯ネットなどに入れてお風呂に浮かべてみてください!
風邪の時にみかんをたべてはいけない理由は?

風邪のときにみかんはビタミンも豊富で一見食べてもよさそうに感じますが、実はこんな落とし穴があったんです。
- 体を冷やしてしまう
- 消化吸収が悪い
この二つの理由があるので、風邪の時にみかんを食べるのは控えたほうがいいそう。詳しく説明していくと、
風邪を引くと体の体温が上がり熱がでます。これは細菌やウイルスをやっつけるために体が熱をあえてだして戦っています。
みかんを食べることでせっかく体が熱を出して菌と戦っている最中に、みかんを食べることで、体を冷やすことになりますので、風邪の治りを遅らせてしまう原因になってしまいます。
また、みかんが消化吸収がよくなく、風邪の際には胃も弱っていますので、体力の消耗も激しいです。
消化の悪いものを食べてしまうと食べ物を消化しようとしてかなりのエネルギーを使ってしまうので、風邪を治す体力が足りなくなってしまうという事態を引き起こしてしまいます。
風邪の時には控えたほうがよさそうですね。
風邪予防には効果あり!

みかんはビタミンCが豊富です。ビタミンCは免疫力を高める効果があるほか、白血球を活性化させる働きもあるので風邪予防には効果的なんです。
受験前や絶対に風邪を引いてはいけないときには、積極的にみかんを食べるようにすると風邪を引きにくい体になるかもしれませんね。
みかんを食べるだけではなく、普段から手洗いうがいを行うと、より風邪予防の効果が高いと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか。
私の家では飼っているいる犬がよく風邪を引いてしまうのでたまにみかんを絞った特製オレンジジュースを水分補給として飲ませています。そのおかげかわかりませんが風邪を引くことが極端に減りました!
人間だけではなくわんちゃんにも効果があるなんてびっくりしてしまいますよね。
こたつで食べる冬のみかんは格別に美味しく感じられますので、季節の変わり目で良く風邪を引くという方はこたつに潜りながら食べると風邪予防だけではなくゆったりした気分を味わえてリラックス効果にも繋がりますね。
ぜひみなさんみかんをいつもより積極的に食べるようにして風邪を引きにくい体を作っちゃいましょう!