大雪は二十四節気のひとつですが、知っている方いますか?
テレビなどでは「今日は大雪のはじまりです。」なんて言葉を聞いて、いつの間にか今日は大雪なのかと思う方いると思います。「大雪」のことを子供になんて伝えますか?
今回は大雪の意味や由来、子供向けの説明や、2018年は、いつなのかなどをまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
大雪の意味は?

まず読み方ですが「たいせつ」と読みます。「おおゆき」ではないので気をつけてください。
暦便覧では「雪いよいよ降り重ねる折からはなればなり」と記されています。日に日に寒さが増して雪が降り積もり動物たちが冬眠に入る時期という意味を表しています。
大雪は、二十四節気の二十一番目で毎年12月7日頃です。また12月7日から次の節気である、冬至(とうじ)12月22日頃の前日までの期間を指します。
ちなみに2018年の大雪は、12月7日です。
ほとんどが12月7日ですが、1987年は12月8日でした。ちなみに2018年以降も12月7日が続きそうです。毎年暦で確認をすることをお勧めします。
12月上旬から20日頃まではお歳暮の期間となりますので、ちょうど大雪の時期と被ります。お歳暮は、お世話になった方々へ感謝の気持ちとして品物を送ることが目的とされています。
お歳暮は必ずしも送らないといけないというわけではありません。
昔からそういう付き合いがあった場合や、お世話になった人へ感謝の気持ちを伝えるための手段として用いられているものです。
お歳暮を相手に送る場合には、大雪が来たら準備を始め、送るといいでしょう。
ちなみに、お歳暮については、こちらも読んでみて下さいね。
大雪の由来は?
大雪の季節は雪が激しく降り始め冷たい風も吹き出す寒い季節です。大雪の漢字からも想像できるように山では雪が重なるように降り積もり平地でも少しずつ降り始める時期です。
昔は農作業が出来ない時期に突入したということで、大雪の次の日の12月8日は一年の農作業を締めくくる「事納めの日」となっていました。
また、事納めということでこの日はいろんなことを慎んだことがよいという考えがあり、よく使われていた針に感謝の気持ちを持ち、針仕事を休み供養した日でもありました。
今でもそれは受け継がれ、大雪の次の日の12月8日は針供養の日と呼ばれています。
大雪の時期には何を食べる?

大雪の時期には特別これを食べると縁起がいいとされる行事食などはありません。
ですが、旬を迎えた美味しい食材を調理して食べることで、大雪の季節をより感じることが出来ると思います。
- 野菜
白菜、大根、レンコン、ニラ
- 魚
鰤(ぶり)、鮭、筋子
この時期は雪も降りつもったりする地域もありますので、芯から温まる栄養のある食材を食べたいですよね。
大雪の時期に旬を迎える鰤(ぶり)を使って鰤大根の煮つけや鰤鍋など楽しみ方はたくさんありますね。大根は熱が冷めにくい食べ物ですので冷え性の方へは特におすすめですのでぜひ試してみてください。
子供への伝え方は?
お子様に伝えるときに参考にしてみてください。
例 「今日(12月7日)は何の日でしょうか。今日も合わせて今日から12月21日までの日のことを大雪(たいせつ)って言って、いよいよ雪の季節になりました!ってみんなにお知らせをしている期間なんだよ。
今日は大雪の日が始まった日だよ。雪がいっぱい降ったら寒いけど雪だるま作ったりスキーしたりしようね。」
こんな感じで説明してあげましょう。
一番近いイベントですとクリスマスがありますのでツリーの飾り付けを一緒にしたり雪が積もりはじめたらこんなことをしよう!なんて話をするのもすごく楽しいですよね。
一緒にご飯支度をして大雪の季節の旬なものを教えてあげるのもいいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
雪が降り始めると寒くていやだなという気持ちばかりが強まってしまいがちですが、クリスマス、忘年会、年越し、お正月とこれからたくさんのイベントが待っていますね。
準備を計画的に進めるためにも大雪の時期に入ったら計画を立てておくと行動に移しやすいですよ。
ぜひみなさんも楽しい計画を家族みんなで立ててみてくださいね!