「風邪の際にりんごとか食べていいのかな?」風邪の際には食べ物で悩んだりすることありませんか?
私の家では、子供の時に風邪をひくと、すりおろしたリンゴを砂糖で煮詰めたジャムに似たようなもをよく母親が作ってくれました。
それをヨーグルトやパンなどにつけて食べて寝るとすぐに元気になった記憶があります(^o^)。
風邪のときにリンゴを食べると一体どんな効果があるのでしょうか。実はすごいリンゴの効果を今回はご紹介したいと思います。
風邪に効果のあるりんごに含まれる成分とは?

リンゴは、ヨーロッパでは昔から一日一個のリンゴは医者を遠ざけると言われているほど風にりんごは効果的なんだそうです。
リンゴはビタミンが多く含まれているので、風邪の時に食べると治りがはやいのでは?と思ってしまうかもしれませんが意外にもリンゴにはビタミンは少ないのです。
詳しく表で見てみるとリンゴの栄養はこのようになっています。
- 水分 85g
- 食物繊維 1.5g
- 炭水化物 14.6g
- カリウム 110mg
- りん 10mg
- ビタミンC 4mg
- カルシウム 3mg
- マグネシウム 3mg
このように見てもらうとわかりやすいですが、ビタミンは他の栄養素と比べても余り多くないのがわかります。
ただ、りんごには、ペクチンなどを含んでおり、皮に最も多く含まれ、腸の働きを活性化して消化を助ける効果があります。
ペクチンは他にも、腸内の乳酸菌を育成し善玉菌を増やす働きがあるので、下痢などの症状で悩んでいるときなどにはおすすめです。
風邪を引いたときに、りんごを食べるといいと言われる理由には、ペクチンの腸内保護作用があることやリンゴ酸の消炎効果が風邪で弱っている体に優しいという理由だと思います。消化や血行をよくしてくれる効果もあります。
他にもりんごには100種類以上のポルフェノールが含まれており、このポルフェノールを摂取することによって抗酸化作用の働きが高くなるといわれています。
りんごを食べたときに少し酸味を感じますが。あの正体のクエン酸も多く含まれていますが、クエン酸には疲労回復効果、食欲増進効果があるので風邪にはぴったりの果物なんです。
風邪のときにりんごを食べると様々な風邪の症状に効果的なのです。
- 水分補給が出来る
りんごのほとんどは水分でできているため熱で体から水分がうばわれてしまったときには脱水症状をおこしがちです。飲み物での水分補給と共にリンゴを食べて水分を取るとより効果的でしょう。
- 栄養補給が出来る
風邪のときは何も食べ物をうけつけなくなってしまいますよね。そんなときビタミン、たんぱく質などがほどよく入っているりんごを食べることによって風邪の回復を早めてくれます。
味も酸味、甘味を持ち合わせていますので子供が風邪を引いたときでも美味しく食べてくれます。
ご飯や水分を思うように食べれなかったり飲めなかったりしてもりんごを食べることによって栄養を取ることもでき水分も摂取できるのはいいことだらけですよね。
すりおろしりんごは効果的?
すりりんごにして食べると効果的な症状は以下の症状の時です。
吐き気、頭痛、下痢、食欲がなくてまったく食べれない
吐き気、下痢の症状が出たときは、脱水症状を防ぐために水分を取らなくてはいけませんが、りんごを食べることによって水分補給+整腸作用があるので症状を抑えることが出来ます。
小さな子供の場合には、消化しやすいようにリンゴ一個より、すりおろしりんごにして食べさせるといいでしょう。
すりおろすときは、皮も一緒にすりおろして食べると効果が増大します。リンゴの皮と実の間には多くの成分がふくまれていますので出来れば皮と一緒にたべるようにしましょう。
リンゴジュースを飲むならストレートジュースがおすすめ!

りんごを食べるのがめんどくさい、ジュースなら手軽だからリンゴジュースを摂取してしまおう!と思ったら一つだけ注意をして飲むようにしましょう。
100%ジュースでもストレートタイプ、濃縮還元タイプがありますが、よく私たちがスーパーで購入し飲む100%ジュースは濃縮還元タイプというものになります。
濃縮還元タイプは、加熱処理をしてしまうので果物の酵素が失われ栄養が逃げてしまっているのです。
りんごそのものと同じような栄養をそのまま体に取り入れたい場合は、値は張ってしまいますが、ストレートタイプの100%ジュースを選ぶようにするといいでしょう。
なかなか手に入れるのも難しい場合には、自分でリンゴをすりおろしたものを絞って特製リンゴジュースを作ってしまえば栄養を損ねず美味しい生のリンゴジュースの完成です。これなら安価で簡単にできるので試しやすいですね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
ちなみにリンゴ酢を飲むのも効果的だといわれています。酢には疲労回復効果、消化促進がありますので水で薄めて水分補給がわりに飲むといいでしょう。
しかしのどが腫れている場合には喉を刺激してしまうので控えたほうがいいです。
リンゴ酢を水で薄めて、さらに抗菌作用のあるはちみつを入れれば、子供でも飲みやすく、飲むとほんのり甘く飲みやすいのでぜひためしてみてください!