もうすぐ母の日ですね^^。
筆者の若いころは、そんなに母の日の事を、
考えてもいなかったと思います^^;。
自分が大人になり、世帯を構え、子供を授かり、
妻と一緒に、子育てをしてみて、
初めて母親の大変さに
気付いた位です(お母さん、ごめんなさい)(^_^;)。
今回は、母の日の由来や意味と
子供への簡単な伝え方、カーネーションを贈る理由も
合わせてまとめてみます^^。
なぜカーネーションを贈るのか?
母の日に贈る花は、
なぜ他の花ではなく、
カーネーションなのでしょうか?
カーネーションの花言葉は、
『無垢で深い愛』であり、
赤いカーネーションは『母への愛』を意味します。
カーネーションは母の愛を象徴する花になり、
また5月の誕生花でもあります。
聖母マリアは、涙を流したあとから咲いた花が、
カーネーションの花であるとされています^^。
母の日に贈る花=カーネーション、すごくわかりやすい理由です。
次に母の日がどういうきっかけで出来たのかをお伝えします^^。
母の日の意味は?
母の日は毎年5月の第2日曜日と決まっています。
この母の日というのは大正時代に日本に伝わり、
第二次世界大戦後に一気に国民に広く知られるようになりました。
母の日はじゃあどこから伝わったのでしょうか。
それはアメリカのウエストヴァージニア州に
「アンナ・ジャーヴィス」という女性がきっかけで、
母の日が作られました。
アンナさんの母親は「アン・ジャーヴィス」という方で、
アンさんは地域の医療、衛生環境を改善しようと、
ボランティア団体を作り、地域での補助医療活動を頑張っていました。
このアンさんたちの活躍が注目されることになったのは
南北戦争の最中でした。
当時アンさんが住んでいるウエストヴァージニア州のウェブスターは、
「北軍」と「南軍」の駐屯する場所であり、
医療の遅れや衛星環境が悪かった為、
両軍からはしかなどの病気が絶えませんでした。
アンさんのボランティア団体は「北軍」と「南軍」どちらも関係なく、
けがや病気に苦しむ人を助けたいという思いから、
兵士たちを懸命に介護したそうです。
アンさんは南北戦争が終わった後も、
子供支援や平和活動を通じ、
様々な人との交流を大事にする人でした。
そんな尊敬をしていて大好きだった母親が、
1905年5月9日に亡くなってしまい、
この母親を敬う気持ちを母親が亡くなってからでも残したい、
という気持ちから母の為の祝日を設けようという声がけをし、
積極的に運動していきました。
アメリカ全土でこの運動は広がり、
1941年アメリカ議会で5月の第2日曜日を「母の日」にする、
という法律を作り、翌年1915年に世界で初めて
「母の為の記念日」として出来ました。
母の日の由来は?
1915年にアメリカで作られた「母の日」ですが、
瞬く間に世界中に広がっていきました。
日本では1915年くらいに、
キリスト教会やキリスト信者の間では広まっており、
祝い事をする人もいたようです。
日本で定着し始めたのは1937年に、
森永製菓が「母の日」を告知をしたことが
きっかけなんだそうです。
その後日本は戦争に突入してしまい、
母の日は一旦なかったことにされてしまいます。
というより、心のゆとりからして、
それどころではなかったのでしょう。
戦後1947年に「母の日」が再び始めるようになり、
現在も5月の恒例行事の一環となっておりますね。
子供への簡単な伝え方は?
子供への伝え方は非常に簡単に伝えるといいでしょう^^。
「母の日っていうのは、
大切なお母さんに、”ありがとう”を伝える日なんだよ。
毎年5月の二週目の日曜日がそうなんだよ。」
小さいお子様の場合はこれで十分だと思います。
母の日=母親を敬う日、感謝する日というように、
覚えてもらえたら大丈夫です^^。
実際にお花屋さんに連れていき、
花言葉を教えてあげてもいいかもしれませんね。
母の日にバラを贈る人もいるよ!
母の日にバラを送る方も多いようです^^。
この理由はカーネーションよりバラのほうがお得になる、
という現象が起きるからです。
普段はカーネーションよりも倍近く高いバラですが、
この日はカーネーションの売れ行きが、
飛び跳ねて上がってしまうので、
値段も倍ついてしまうのです。
この理由の他に、母の日にカーネーションを送るのは、
母性愛の象徴だからという理由らしいですが、
例えば、ドイツでは母の日と言えば
真っ赤なバラを送るのが主流らしいのです。
バラの花言葉はさまざまありますが、
ダークピンクのバラだとしたら「感謝」、
白いバラの「尊敬」、赤いバラは「情熱的、美しい」
といった意味があるので、母親といういつもそばにいて、
いつも感謝の気持ちを伝えられていないという方には、
ぴったりですね。
言葉で伝えるのはなかなか恥ずかしいですが、
さりげないこの花言葉を意識して選び送ると、
もらったほうもその気持ちがきっと伝わると思いますよ。
まとめ
いかがでしたか^^?
今回は、母の日の意味や由来、カーネーションを渡す理由と
子供への簡単な説明についてお伝えしました。
母親の存在って、いつまで経っても変わらず、大きいですよね。
普段は、母親になかなかお礼や、
感謝の気持ちを伝えられない方も、
一言、『ありがとう』と言ってみましょう。
母の日のプレゼント、特に義母の場合については、
こちらをご覧ください^^。
この日に言わなくてはいつ言いますか^^?
素敵な母の日をお過ごしくださいね!