子供から、こどもの日って何?って聞かれたら、
どうやって答えますか^^?
今まで、考えた事も無かったのですが(ダメな父親です)、
幼稚園に行っている息子から、
絶対に聞かれるかもしれないと思い、
大人のメンツ?父親のメンツを保つために、
調べてみました(笑)。
子供向けの説明なので、シンプルにお伝えしますね^^。
お父さん、お母さん方、ぜひ参考にして下さい^^。
こどもの日って何?子供向けの説明はこれだ!
では、簡単にいきますね^^。
会話風で説明します。
子供: パパ、こどもの日って何?
父: こどもの日は、元気で幸せに大きくなれますようにって
皆でお祝いするんだよ。
鎧や兜を飾ったり、こいのぼりを飾ったりするんだ^^。
子供: どうして、兜と鎧を飾るの?
父: 兜や鎧は守ってくれるお守りなんだ。
子供: こいのぼりは?
父: 立派になりますようにという願いと、
この家には男の子がいますっていう目印なんだ。
子供: へぇ~
という感じで伝えれば、こどもの日の由来も、
伝わりやすいと思います。
こんな会話を想像してみました^^;。
大人向けの由来の説明
5月5日は『端午の節句』とも言いますよね。
またの名を『菖蒲の節句』ともいいます。
端午の節句とは、5月5日に、
こいのぼりや鎧兜(よろいかぶと)を飾り、
菖蒲(しょうぶ)を飾ったり、
菖蒲湯(しょうぶゆ)に入り、
柏餅(かしわもち)やちまきを食べ、
男の子の厄よけと成長を祝う行事です。
端午の節句の由来は、
その昔、中国発祥の厄祓いの行事と、
田植えをする日本の女性の為の古来からの神事が、
結びついた季節の行事です。
中国の厄祓いの行事では、厄除け・毒除けを意味する菖蒲や、
ヨモギ、ガジュマロの葉を門に飾り、
酒や肉を飲食して健康増進を祈願していました。
日本の神事は女性だけが家の中に閉じこもって、
田植えの前に穢れを祓い、身を清める儀式を行う、
五月忌み(さつきいみ)という風習がありました。
この2つの風習が結び付き、
今の端午の節句(こどもの日)の始まりになっています。
元々は、女性の節句だったんですね^^。
その後、鎌倉時代以降、武家政治へと変わりゆく中で、
武士の中では、「菖蒲」が「尚武」と同じ読みであることや、
菖蒲の葉の形が剣を連想させることなどから、
端午の節句は男の子の節句とされ、尚武の節日として、
男の子の成長を祝い健康を祝うようになりました^^。
江戸幕府時代になると、五節句の一つに定められ、
将軍に男の子が生まれると、
表御殿の玄関前に馬印(うましるし)、
幟(のぼり)を立てて、お祝いするようになります。
さらに江戸時代の中期には、武家の幟に対し、
町人の間でこいのぼりが飾られるようになりました。
現代に入り、昭和23年に、
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日として、
「こどもの日」が制定され、
男女の区別なくお祝いする日となりました^^。
これが、今の子供の日の成り立ちです。
大人もいい勉強になります^^。
なぜ鎧や兜を飾るのか?
なぜ、鎧や兜を飾るのでしょう?
その昔、戦場で身を守ってくれる甲冑は武家にとって、
特に、男の子にはとても大事なものでした。
端午の節句では、子供に災いが降りかからず、
無事に、たくましく育ってほしいという、
願いを込めて飾られるようになり、
今に至っております。
なぜこいのぼりをあげるのか?
鯉は立身出世のシンボルと言われているからです^^。
元は、古代中国時代に竜門という激流が連なる滝があり、
そこを登り切った魚は霊力が宿って竜になるといわれていました。
ある時1匹の鯉が激しい滝水に逆らいながら竜門を登りきったところ、
鯉は竜へと変身し、天に昇っていきました。
このように、
鯉のぼりには、難関を鯉のように突破し、
立身出世してほしいという願いが込められているんですよ~^^。
『登竜門』って言葉、聞きますよね?
それもここからきています^^。
こちらでこどもの日に鯉のぼりを飾る理由や由来をくわしくまとめています!
菖蒲湯に入るといい事あるの?
はい、ありますよ~^^。
菖蒲には古来より、
『邪気をはらう』、『厄除け効果がある』、
という信仰から、無病息災を祈りました。
ちなみに菖蒲の葉には、
血行促進、保温効果があると言われていますので、
今でもその風習が続いているのです^^。
まとめ
以上になりますが、いかがでしょうか?
これで、子供への説明もしやすいと思います^^!!
皆さんの助けになれば、非常に嬉しいです。
私自身も初めて由来を知りました^^;。
こんなに深い理由や、意味があるなんてビックリです。
昔の先祖の皆さんも、現代の親も子に想う気持ちは、
いつまでも変わらないものですね^^。