カレンダーで「処暑」という文字を見たことはありますか?
見たことはあるけどどんな意味なのか分からないという方は多いと思います。
ちなみに、毎年の処暑は・・・・
2018年8月23日
2019年8月23日 です。
子供に「ママ!このカレンダーに書いているある言葉なんて読むの?どういう意味なの?」と聞かれたら困っちゃいますよね。
今回は処暑の意味や由来、お子さんに聞かれたときに分かりやすく伝える方法をご紹介したいと思います。
処暑の意味は?

まず読み方ですが「しょしょ」と読みます。
二十四節気のひとつで簡単にまとめると、暑さが収まってくる時期という意味を持っています。処暑を過ぎるとだいぶ涼しくなり、だんだんと秋を感じられるようになってくるといわれています。
大体8月23日頃ですが二十四節気なので毎年同じとは限りません。太陽の動きを基準に決められたものだからです。
処暑の次にあたる白露までが処暑の期間となります。また初日のことを指す意味もあります。大体8月23日~9月8日頃までとなっています。
処暑の由来は?

処暑の由来ですが漢字の意味を見ればよくわかります。
- 処 → とどまる
- 暑 → 暑い
この二つの漢字を組み合わせると暑さがとどまるというようになります。
8月23日はまだまだ暑くてとても秋を感じるには難しいかもしれませんが、朝夕は風が吹いて過ごしやすい季節になってきます。
夏の終わりの時期でもありますので、残暑お見舞いでは時効の挨拶として「処暑の候」という言葉が使われるようになります。他にも「処暑の折」や「処暑の砌(みぎり)」といった時候の挨拶も使われることが多いです。
そういった意味で、処暑は夏の終わりを合図するひとつの言葉といってもいいかもしれません。
2017年の処暑は8月23日です。そして台風シーズンに入ってくるので注意も必要です。
台風シーズン直撃?

処暑は台風が非常に起こりやすい時期で、台風特異日とも呼ばれています。
立春から210日目(大体9月1日ごろ)、220日目(大体9月11日ごろ)が台風特異日だとされています。
たかが台風と思っていてはいけません。近年では温暖化の影響で台風被害が拡大しているのが現状です。
日ごろから台風に備えて準備しておくといいでしょう。処暑の時期は台風がくるかもしれないと考えるのも対策の一つですね。
処暑の時期には何を食べる?
処暑の時期には何を食べればいいといった特別な食べ物は特にきまってはいません。しかし、秋が近づいてくるということで、秋が旬の秋刀魚を食べる方が多いようです。
また、処暑の時期になると秋刀魚だけではなく他の秋の食べ物がスーパーで並べられるようになります。栗やブドウ、冬瓜など旬の食べ物が豊富にそろいだします。
最近ではハウス栽培などが主流になってきて、一年中、旬や時期を関係なく食べ物が販売されています。
しかし、旬の時期のものは味や新鮮さ、価格などが違ってくるので、ぜひ処暑の時期が来たら秋の食べ物を味わってみてはいかがでしょうか。
子供への伝え方は?
子供にわかりやすく説明する場合このように伝えてあげるといいですよ。
「○○ちゃん、くんカレンダーを見てごらん?今日は8月23日だけど何に日かわかるかな?
しょしょって言ってね、暑い日がこれからだんだんと涼しくなってきますよっ!秋がもうすぐこんにちはするよっていう日なんだよ。
秋は美味しいものがいっぱいあるからママとたくさん食べようね!」
こんな感じで伝えてあげるとわかりやすいと思います。
暑さが納まり夏の終わりを感じる時期、秋の季節になってくるということをこのような形でわかりやすくぜひお子さんに伝えてあげてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
処暑の時期がくるとあっという間に夏が終わりあんなに暑かった夏ともお別れなのでなんだかすこし寂しいような感じもしますね。
近年は温暖化が進んでいるため、まだまだ暑い日がしばらくは続きそうです。処暑の時期に台風が直撃する恐れもありますので家族で対策を考えてみるのもいい機会ですね。
くれぐれも水分補給はこまめにして熱中症には気をつけて夏の最後を楽しみましょう!