お子様に「夏至ってなに?」ときかれたらなんて答えますか?
そう子供に先日聞かれ、「お昼が長い日」と答えてしまいました。
ちゃんと説明も出来ずに恥ずかしいかったです・・((+_+))。
改めて夏至のことについて調べてみると、
知らなかったことがたくさんあり驚いてしまいました。
今回は、夏至の意味や由来や、子供への簡単な説明の仕方を
ご紹介したいと思います。
夏至の意味は?

夏至って聞いたことはあるけど、
実際なんなのかよくわからない方もいると思います。
ちなみに、毎年の夏至ですが・・・
2018年 6月21日
2019年 6月22日
2020年 6月21日
となっています。
この夏至というものは、昼が一年で最も長くなり、
夜が一年で最も短い日のことを表します。
この夏至は太陽が一番高いところを移動する日でもあるのです。
ですがちょうど日本の夏至は梅雨の時期と重なってしまい、
雨などが降って天気が悪いと日が長いと
実感することが難しいかもしれません。
日の出ている時間が長いのが夏至ですが、
実際のところ、夏至だからと言って日の出ている時間が
一番長いわけではありません。
太陽の動きと、普段の時間(24時間)では若干のずれがあり、
一日が、24時間より少し多い日もあれば、短い日もあるのです。
私たちの生活では、24時間で区切ったほうが分かりやすいですよね。
また、この夏至は別名、ミッドサマーとも呼ばれ祝日としてお祝い、
お祭りなどを行う国もあるんだそう。
夏至の日は祝日なんて日本では考えられないですが、
一年で最も昼が長い日だと考えれば仕事じゃなくて、
どこか遠くに遊びに行ったりまったりと
味わえる休日にしてほしい気持ちはありますよね。
とも言われ妊娠しやすい日とされています。
これは、日中の時間が長くなるのでホルモンバランスと関係し、
性欲が強くなるのではないかと言われています。
北半球のほうでは恋の日ともよばれているくらいなので、
夏至の日は街の盛り上がりがすごいようです。
夏至の由来は?
夏至は中国からきた暦の見分け方のことです。
二十四節気ともいいます。
簡単に話すと、一年を24つの区分に分けて考えたものです。
夏至の他には冬至、春分、秋分、立夏などがあり、
これらもまた二十四節気に入ります。
なぜこんなのを作ったのかというと、
昔の暦と季節のずれをなくすために
二十四節気というものが作られたと考えられています。
夏至の日照時間と気温の関係は?なぜ夏至が一番暑くならないの?

夏至が一年の中で最も昼が長いということは
お分かりいただけたと思います。
では、なぜ「日照時間が一番長いはずの夏至の日は、
最も暑い日ではないのか」ということです。
昼が長いということは太陽が長い間でているということになり
気温が上がりやすい気がしますね。
気温は地面が日射により温められて、
その熱が空気に伝わることで気温が上昇します。
晴れた日の最高気温も太陽高度が最も高い12時より、
時間差が生じ1~2時間遅れて最高気温になるため、
時間のずれが生じます。
この理由から、年間の最高気温も地面、空気が温まるまでに
時間がかかってしまうので太陽高度がピークの夏至より遅れて
最高気温が出るのです。
日本は夏至の前に梅雨があったりすることもあるので、
日照時間が短く、最高気温にはならず、
梅雨が明けてから気温が上がり地面が熱せられて、
8月上旬に最高気温を迎えることになります。
ですので夏至から一カ月近くもずれてしまうため
夏至の日=最高気温の日というわけではないのです。
子供への伝え方は?
お子様に簡単に説明するのであれば・・
「夏至っていうのはね太陽が一番高いところに上って
一年の中で一番お昼が長い日っていう意味なんだよ。
だから○○ちゃんはいつもより長くたくさんあそべるね。」
とこんな感じでつたえてください。
お昼が長いと長く遊べて嬉しいと感じるお子様が多いようなので、
このように伝えてあげるとわかりやすく、喜びも大きいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、夏至の意味や由来と子供への伝え方をまとめてみました。
一年に一度の昼が長い夏至の日はお子様と一緒に
いつもより少し早起きしてより昼の長さを味わうのもいいかもしれません。
太陽を意識して過ごす日なんてないと思うので
新鮮な日でもありますよね。
太陽が与えてくれる力は私たちの生きる上でとても大切なものなので、
ある国では祝日でお祝いをするというのもよくわかる気がしますね。
夏至の日は太陽のパワーを感じ取って感謝して過ごせるといいですね。