「父の日って何?」「父の日は何をするの?」こんなことを子供から聞かれたら、なんて答えますか?
毎日、子供のため、家族のために一生懸命お仕事をして、家族サービスもして、子供と遊んだりしているパパさん達。
ママから子供へ、日頃のパパへの有難さや、頑張っていることなどを伝えて、父の日を迎えましょう!
今回は、父の日の意味や由来をお伝えします。そして、お子様と一緒に感謝の気持ちも伝えませんか^^。
父の日の意味は?

父の日の意味はなんでしょう。この父の日は、お父さんに日ごろの感謝の気持ちを伝えるためのお祝いの日です。
母の日のお父さん版ということになります。ですので、プレゼントを渡してありがとうの気持ちを伝えることが多いようです。
しかし、この父の日どこから知れ渡ったのかご存知でしょうか。実は父の日が誕生したのはデパートからだといわれています。
実際にアメリカでも正式に1972年に父の日が出来たので、母の日のブームに乗ろうというデパート側の考えもあったように見られます。
日本に父の日が広まり始めたのは戦後1950年ごろからですが、一般的にはまだまだ認知度が低かったようです。
1980年代になると一気に広がりをみせ、現在の父の日が確立していきました。
父の日の由来は?
父の日の由来をお話しする前に母の日について少しまとめると、母の日はアンナ・ジャービスさんという方が亡き母親をしのび、カーネーションを送ったのがはじまりとされています。
そして1914年に母の日がアメリカの記念日となり、祝日になりました。
父の日が出来た流れとして、母の日が記念日の一つとなりましたが、ソノラ・スマート・ドットさんという方が、「母の日があるのだったら父の日も作り、お父さんに感謝の気持ちを伝えたい」と考えました。
ソノラさんのお父さんは南北戦争後、男手ひとつで6人の子育てをしました。ソノラさんが16歳の時に亡くなり、それからというものソノラさんは、お父さんのことをいつも尊敬していました。
ソノラさんのお父さんが6月生まれだったので、自分の通う教会に頼み、6月に父の日を祝う礼拝を、おこなうようにしてもらいました。
1909年6月19日 日曜日にこの礼拝が行われたのがきっかけで、6月の第3日曜日が父の日になりました。
牧師さんに頼み込み、教会で礼拝が行われるようになったのは1909年からなのですが、国を動かすとなると、やはりかなりの時間を費やしてしまうことになり、正式に決まったのは1972年に制定され、国民の休日となっていきました。
母の日が出来たのに父の日がないのは、確かにおかしいと思いますよね。
でも母の日が正式に国の記念日となったのは7年の月日でしたが、父の日は周りからの認知も初めはあまりなく大統領の演説がきかっけで、一気にアメリカ全土で広がりを見せ、大統領演説後6年経過したのち、1972年6月の第三日曜日を父の日と定め、正式に国の記念日へとなっていきました。
父の日になぜバラを贈るの?

母の日=カーネーションを贈る方は多いですよね。父の日にも定番のお花があります。それは黄色のバラです。
父の日を提案したソノラさんが亡き父送った花が、白いバラだったことが由来だそうです。母の日もアメリカなどでは白いカーネーションを亡くなった方にお供えします。
では、日本ではなぜ赤いバラではないのかといいますと「黄色いリボン」というものが関係しています。
1981年に創立された日本ファーザーズ・デイ委員会が、開催している父の日黄色いリボンキャンペーンから来ているといわれています。
幸せ、幸福をイメージさせる黄色が、父の日のイメージカラーとなり、定着していったのではないかといわれています。
これがきっかけで今度はアメリカでも、黄色のバラが父の日の象徴の花という認識にもなり、今や世界各国で父の日には
黄色のバラを贈るのが定番になっています。
子供への伝え方は?
シンプルにこう答えてあげてください。
「6月○○日(第三日曜日の日)は、いつも頑張っているパパにありがとうを伝える日だよ」
これで十分です!いろいろ詳しく話してもよくわからないと思いますので、今日はパパに感謝する日ということを教えてください。
そして、一緒にパパに綺麗はお花をプレゼントしてみようか!といって渡してみるのもいいですね。
こんな風に簡単に説明すると、今日はパパに為の日なんだ!と納得してくれますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、父の日の由来や意味についてお伝えしました。
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もしバラをプレゼントしようと考えているのであれば、黄色と似ているオレンジのバラは、信頼、絆という花言葉がありますので黄色のバラとミックスでプレゼントするのもいいかもしれませんね。
花は興味ないというお父さんでも黄色のシャツや、ネクタイなど普段から使える小物をプレゼントするのもいいかもしれません^^。
母の日に比べるとどうしても影が薄くなりがちですが、お父さんも日ごろとても頑張っているので、年に一度のありがとうをあなたらしくぜひ伝えてみてください!