「子供の紫外線予防はや対策はどうしたらいいのかな?」こういう悩みをお持ちの方いませんか?
紫外線は、実は夏だけではなく、すでに4月以降から強くなり始めますので、注意が必要です。
大人の人でもその時期に、一日外にいると暑いなぁと感じますよね?
この時期に腕や首など湿疹が出ている人は、「紫外線アレルギー」を疑ったほうがいいかもしれません。
子供の場合はもっと心配ですよね。
- 外で遊んで帰ってきたら、顔や手足にブツブツが出ていた・・・・。
- かゆがっていた・・・・。
そういう場合、簡単な予防や対策で防げますので、一度試してみて下さい^^。
今回は、子供の紫外線対策や、予防方法などをまとめてみました。
子供の紫外線アレルギーを防ぐにはどうしたらいい?

紫外線アレルギーは一度なってしまうと、自然に治ることはほとんどありません。
もし自分の子供が紫外線アレルギーを発症したらと不安に思う方もいらっしゃると思いますが、実は紫外線対策を子供のうちからしっかりとすれば、紫外線アレルギーは防げるのです。
まず、むやみな日光浴は避けます。
ものすごく紫外線量が多いときは外出を控えたほうが、一番の解決方法ですが、そうもいかず外で遊ぶ場合は、日陰を利用したり長い時間紫外線に、浴びさせないようにするのがいいと言われています。
その他、家の中では・・・・
- UVカットのカーテンを閉めたり
- 窓ガラスに紫外線カットのフィルムを張ること
特に紫外線カットフィルムは効果抜群で、室内への紫外線を99%もカットしてくれます。
なぜ紫外線アレルギーが起こるの?
紫外線アレルギーの正式病名は、「光線過敏症」と呼ばれるもので、原因は以下のようなものがあげられています。
紫外線アレルギーは、日光や日光の紫外線が原因で、引き起こされるアレルギー反応のことを言います。しかし日光だけではなく他の原因もいくつかあります。
- 紫外線に対する抗体の量が生まれつき少ない
- 遺伝的問題
- 日焼け止め成分によるもの、アロマオイルなどに含まれる光毒性によって引き起こされるもの
主にこのような原因が考えられます。
またまれですが、飲み薬などでも、紫外線アレルギーが引き起こされたりする場合もあるようです。
子供時代の日焼けは、大人になってからの皮膚がんの可能性を高め、目へのダメージを与えるので、白内障になったりもするのです。
大量の紫外線を浴びてしまうと、免疫の機能低下の原因にもなります。
例として、肌は一見とてもきれいに見えても、内側に蓄積され大人になってから、病気を発症する可能性を高めます。
紫外線アレルギーを発症すると、日に当たった部分だけに表れる皮膚の症状が多いです。
症状としては・・・・
- 赤くなったり蕁麻疹、かぶれ
- 全身症状で吐き気など
皮膚科で診てもらったうえで、日焼け止めクリームの事も相談してみるとよいと思います。
子供の日焼け止めの注意することは?
上手く選んで使えば、紫外線対策の一番の解決策として、日焼止めクリームが効果的です。
日焼け止めクリームには、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の入った2種類のタイプに分かれます。
- 紫外線吸収剤タイプ
紫外線を吸収、そして化学反応を起こして紫外線を防ぐもの。ただし、その化学反応によっては、お肌の赤味、腫れ、水ぶくれなどの症状が起こるかのせいもあります。
例えますと、塗ったあと、サラサラした塗り心地のものです。
- 紫外線散乱剤タイプ
こちらは、紫外線を反射させるので、化学変化はあまりありません。結果、肌には非常に優しいです^^!半面、長時間の効果が続きにくいなどの欠点があります。
特にお子様へ使う場合は、お子様の症状を確認したうえで、使うことをお勧めします。
基本的には、日焼け止めクリームは毎日使うものなので、石鹸などで落とせるものがいいかと。
SPFが高いほうが紫外線対策だと思いがちですが、高ければ高いほど肌へ負担が大きいです。
そうすると石鹸では落としづらくなるので、なるべくお子様に使うなら、普段の外出であればSPF20~30、運動会やいつもより長く出かける場合は、SPF40~50で調節して塗ってあげるのがいいと思います。
では、SPFとはいったい何なのかということですが、紫外線にはA波とB波があります。
A波は肌を黒くしてシミなどの原因になります。B波は肌を赤くしてしみやそばかすなどを作り、皮膚がんの原因になるといわれてます。
SPFはこのB波からどのくらいの時間肌を守ってくれるかを、数値で表したものです。
SPF10であれば、20分x10=200分=3時間半ほど日焼け止め効果がありますよという感じです。
実際には、SPF30以上になると、紫外線カットの効果はあまり変わらないそう
SPFが高いほどB波から、長く肌を守ってくれるということなのです。
SPFと一緒に表示されているPA+というのは、A波を防ぐものを表したものです。
ちなみに日焼け止めは一回塗ると、継続、維持できるわけではありません。
日焼け止めの服装で対策することは?

日焼け止めといっても様々な日焼け止めがあります。肌に合わない事もあります。ですので、まずは衣類で対策をしましょう。
長袖、長ズボン、ツバのある帽子などで紫外線を防ぎましょう。
帽子はくび回りまで覆ってくれるタイプのものがおすすめです^^。
赤ちゃんにはポンチョをはおらせてあげると、体温調節もしやすく、紫外線対策になります。
そしてUVカット処理がされているかどうか、衣類の色で紫外線を防ぐ率は大きく変わってきます。
衣類の色で紫外線を防ぐ効果が一番高い色は「黒」です。黄色もカット率が高いのは意外ですよね。ですので、反対の白はUVの防ぐ率が低いです。
そして素材では「ポリエステル」が一番カット率が高いです。そして「綿」が低くなっています。
目も日焼けをして大人になってから大きな病気になるということはお話ししましたが、対策としてサングラスをかけるのもいいでしょう。
顔や腕、脚など露出している部分だけに、日焼け止めを塗っている方が多いですが、衣類の下にも日焼け止めを塗ってから、上記で書いた条件の衣類を着て紫外線対策をしましょう。
日傘を使用するのもいいと思います。子供用の日傘も最近では売っているので、おしゃれに一緒にさして散歩もいいですね^^。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、子供の紫外線アレルギー対策や予防方法についてまとめてみました。
簡単にまとめますと・・・・
- 日焼け止めクリームを塗る
- UVカット処理をされた、長そでや長ズボンの服を着る
- ツバの広い帽子をかぶる
- 窓ガラスに紫外線カットフィルムを貼ったり、UVカットのカーテンを使う
私自身も、かゆくなったり、ものすごく赤くなったりするので、日焼け止めを選ぶ際にはかなり慎重に選んでいます。
紫外線アレルギーは花粉症などと同じように、ある日急に発症する可能性があります。
紫外線に関する記事はこちらもご参照ください。
アレルギーを改善したい人は、こういう方法もあります。
今はなっていないから大丈夫と油断せず、紫外線を浴びすぎないように日ごろから気をつけましょう^^。