「憲法記念日って何?」
子供から聞かれたら、なんて答えますか?
筆者もすごく悩みました・・・・。
憲法記念日という言葉は、
みなさん聞いたことありますよね。
でも一体いつなのか、
何を意味しているのかと、
知っている方は少ないかもしれません。
なんせ憲法記念日が5月3日の、
ゴールデンウイーク最中にある祝日だからです^^。
しかし、実は他の祝日の中で、
最も重大な意味がある記念日なのです。
今回は憲法記念日の意味や由来、
子供への簡単な伝え方をご紹介したいと思います。
憲法記念日の意味は?

まず日本の憲法記念日はいつかといいますと、
毎年5月3日となっております。
日本だけではなく世界各国にこの憲法記念日は存在します。
日にちはバラバラですがちゃんと存在するのです。
国の基準、基礎を決める法です。
生活をしていく中では必ずルールがあり、
それを法律として定めてそれに従い、
生活していかなくてはいけません。
物を盗んではいけない、飲酒運転はいけないなど、
様々な法律がありますね。
これは社会の混乱、秩序を保つために作られています。
これらの法律は憲法違反ではないことが前提になりますので、
この国での最高法規になります。
日本では1791年の江戸時代中期からはじまったと、
されています。
憲法記念日は、
「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」
ことを趣旨としています。
難しい言葉ですが説明すると、
この日を憲法記念日に定め、
日本の成長に期待していきましょう。
というような意味合いが憲法記念日です。
憲法記念日の由来は?
日本国憲法は全文と11章103条からなる本文から、
成り立ってます。
憲法の三つの法則といえば
1. 国民主義
⇒(国の意思決定の権利は国民にあるということ)
2. 基本的人権の尊重
⇒(人間が人間らしく生きるために生まれたときから、
持っていた権利を保障するというもの)
3. 平和主義
⇒(平和主義とは戦争や暴力、軍事力を否定し、
争い事はしないということ)
この他にも国会のことや内閣のことなど、
様々なことが定められています。
1947年5月2日までは大日本帝国憲法が、
57年間続いておりましたが、1947年5月3日に、
大日本帝国憲法から現在の日本国憲法に変わました。
日本国憲法が出来てから60年以上たった現在まで、
一度も内容は改正されてないのですが、
最近では一部の改正案をめぐって議論が続いており、
もしかしたら、日本国憲法の改正も、
あったりするかもしれませんね。
憲法記念日の語源とは
1947年に新憲法である日本国憲法が制定され、
軍国主義から平和主義へと変わった大事な日が
憲法記念日なのですが、憲法記念日が制定されたのは、
翌年の1948年です。
日本の成長に期待する日という目的で、
制定されたこの憲法記念日は、
多くの国民の意見と賛同の中作られたといいます。
日本国憲法により、戦後の日本は急発展をとげていきました。
憲法は国作りのために大変必要なものであるとことがわかります。
ゴールデンウイーク最中ですが、
日本にとってはとても大切な日なのです。
子供へ簡単に伝えるには?

年齢にもよりますが簡単に普段の行っている行動などを例にして、
説明してあげるのがいいと思います^^。
例えば
「人のものを盗んだらだめなのはしってるよね?
並んでたら横入りしちゃいけないのも知ってるよね?
こういう決まりがあるから、
みんな楽しく平和で過ごしていけるんだよ。みんなでルールを守っていこうと決めた日が、
今日(5月3日)だから記念日にされててお休みなんだよ」
こんな感じでわかりやすく、
普段の行動を例にして説明してみましょう。
この国には、この世界にはルールというものがあり、
そのルールに従って行動しているから、
皆がうまく平和にくらしていけるということ、
定められた日がずっと昔の今日(5月3日)だということを
理解してもらいましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、憲法記念日の意味や由来と、
子供への簡単な伝え方をまとめてみました。
憲法記念日はゴールデンウイークに埋もれてて、
なんでそういえばこの日休みなの?って、
なってたことが多かったですが、
改めて意味を考えてみると、
憲法記念日が大事な日であることがわかります。
一人一人が自由な思いを持ちはじめ、
夢が出来た記念日でもあるでしょう。
憲法記念日には家族みんなで憲法について語ってみたり、
大切な人たちと自由に過ごしてみてください!