門松の飾りの意味は?飾る時期などはいつ?処分方法は?

門松の飾りの意味は?飾る時期などはいつ?処分方法は?
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この記事の所要時間: 549

門松を飾る意味は何だろう?

飾る時期はいつ?

飾った後はどう処分するの?

こういう疑問をお持ちの方いませんか?

毎年、正月に飾る一つとして、門松がありますが、

飾りの意味まで知っている方は少ないのではないでしょうか。

ちなみに、門松の意味や由来についてはこちらをご参照ください。

せっかくですから、門松を飾るのに飾るタイミングや、

そのあとの処分方法も知っておきたいところ。

今回は、門松を飾る際の飾り物の意味や、飾る時期

処分の方法も一緒にお伝えします。

これで、あなたの家にも喜んで神様が来てくれるはず!

門松の飾りの意味は?

門松の飾りの意味は?飾る時期などはいつ?処分方法は?

門松はまず門の前に飾られるお正月飾りといわれるものです。

左側の門松のことを「雄松」、右側を「雌松」と呼びます。

門松は、神様が下界に降りてきた時の目印になるようにと、

かざられるものです。

昔は、木を採ってくるにも、決まりがありました。

門松は松、竹、梅が基本的な構成となります。

その他にも現在では、様々な飾りが用いられているのですが、

今回は松、竹、梅の他にも最近では主流になっている飾りについて、

くわしく説明していきたいと思います。

● 松

松は、一年中葉を落とさないことから「永遠の命」と呼ばれ、

古代から年神様が宿る木とされ長寿の証ともされています。

門松で使用されるのは黒松(雄松)が一般的です。

黒松の中でも若々しい1mくらいの若松と呼ばれるものが、

門松として使用されるのに好まれています。

● 竹

竹は成長がはやく、三日で背の丈ほど伸びまっすぐ上に伸びていくことから、

生命の象徴とされています。

長寿などの意味も含まれているそうです。

竹は成長の過程で節目を作りながら伸び、

雨風にも大変強い姿から人生の節目にもたとえられています。

詳しく言うと、七五三などです。

人生の節目をどんな苦難があっても強く生きていくという例えで、

竹が使用されています。

● 梅

梅は、寒さから強いことで有名ですが花の中では、

最もはやく花を咲かせる花樹です。

新春は一年のはじまりを表しているので、

花の中で最も早く花を咲かせる梅に重ね合わせたのが始まりです。

正月はめでたい紅白色の紅梅、白梅を用いることが一般的です。

● 南天(なんてん)

赤い色の実をつける南天は、難点に通じる縁起物とされ、

正月飾りの一部に用いられるようになったそうです。

枝を使うのが多いようですが、

縁起物なので実ごとつけている家庭もあります。

● 葉牡丹

牡丹は重なり合って花を咲かせることから、

「いいことが重なる」とされ、

江戸時代から楽しまれていました。

紅白を意識し、赤と白の牡丹で門松のお正月飾りとして、

使用されるようになりました。

● 蘭、菊

中国の水彩画の世界で、とても上品で高潔な花の姿から、

君子に例えられ四君子と呼ばれるようになった蘭、菊は、

縁起の良い花だとされています。

● 椿

一見、椿は首からぼたりと一気に落ちるため、

縁起物ではないのではないかと言われていますが、

最近になって真冬に美しい花を咲かせることから、

南天と同様に赤い実ではないものの、

赤い椿は吉を招くとされ、

お正月にはとても縁起の良い花として、

飾られるようになりました。

このように梅、竹、松以外の飾りにも、

様々なめでたい意味がこめられていたのですね。

飾るだけでなんだかいい気分でお正月を過ごせますよね。

門松を飾る期間や時期はいつ?

門松の飾りの意味は?飾る時期などはいつ?処分方法は?

飾るタイミング

門松を飾る日は12月13日以降からとされています。

13日以降であればいつ飾ってもかまわないです。

しかしあまり早すぎても、

クリスマスも終わってないのにお正月飾り?と、

周りから見た場合なってしまう可能性が高いので、

クリスマスが終わった後、

26日~28日から飾るのがいいと思います。

飾る期間

そしてこの門松いつまで飾っておくのかといいますと、

松の内と呼ばれる期間内は飾っておくことが原則なので、

松の内が終わる1月7日まで飾っておかなければならないそう。

地方によっては小正月と呼ばれ、

1月15日が本来の松の内なので、

16日からは飾りを外してしまうところもあるようです。

しかし一般的に見た場合は、

7日までということになりますので、

それ以降に片づけをするのが無難だと思います。

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門松を飾ってはいけない時期は?

実は門松を飾ってはいけない日というのがあります。

12月29日は29という語呂が二十苦ということもあるし、

9のつく末日であるため苦を待つとされています。

ちなみに19日は大丈夫なので、

気にしないで飾っても大丈夫です。

また12月31日は一夜飾り、一日飾りと呼ばれ、

歳神様をおろそかにするといわれているため、

飾るのは控えたほうがいいのだそうです。

ちなみに12月30日も、大晦日の前の日ということで、

あまり好まれてはいないようなので、

別な日にちで飾るのがベストですね。

門松の正しい処分の仕方は?

門松の飾りの意味は?飾る時期などはいつ?処分方法は?

正式な処分の仕方は、

近所の神社に持っていくという方法です。

1月15日に行われる「どんと焼き」、「お焚きあげ」で、

焼いてもらうのがいいと思います。

しかし一概に15日ではなく、

神社にも日にちは異なるので、

電話で確認したほうがいいですね。

神様をお迎えする神聖なものなので、

最後までこういう形で処分するのが、

神様にも礼儀だという考えなようです。

1月7日以降にお正月飾りを外し、

どんと焼きやお焚きあげの日を近くの神社に確認し、

その日が来るまで紙に包み保管しておきます。

仕事柄や、どうしてもいけない場合は、

自分で処分するというやむえない形になることもありますが、

この場合は一般ごみとして出しても問題がないので、

ごみとして処分しましょう。

この際、塩でお清めしたほうがいいそう。

ちなみに燃えるゴミで大丈夫なようですが、

不安な場合は電話したりして確認しましょう。

まとめ 

いかがでしたでしょうか。

今回は、門松の飾りの意味や飾る時期と処分の方法について

お伝えしました。

門松に飾る物にもちゃんとした意味があるとは、

気づきませんでした。

飾る時期や処分のタイミングも、

その地域や神社に適した時期がありますので、

しっかりと確認をしておきましょう。

そして、神様を我が家に気持ちよくお迎えしたいですね。

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奥さん・子供・かわいい犬の父親をやっています^^。 毎日の生活の中で、実際に子供からの突然すぎる質問や、聞かれて困った事をそのまま記事にしたり、好きな事を書いています。