「枝豆はおいしいけど、どんな栄養や効能があるの?」
こういう疑問を持った方、いませんか?
夏といえばビール!
ビールに合う定番おつまみといえば、もちろん枝豆です。
最近では、コンビニでも、袋入りで販売されていますよね。
あれが、一人暮らしには、ちょうどよい量と金額の安さだと思います。
枝豆は、おつまみの他にも、料理の副菜として大活躍します。
さて、枝豆は豆なのか?
野菜なのか?と、
ふと思ったことはありませんか?
なんとなく普段、口にしている枝豆ですが、
実はとっても栄養分を多く含んでいる食材なんです。
今回は、そんな何気なく食べている枝豆の栄養や効能について、
ご紹介いたします。
枝豆の栄養素と効能について

まず枝豆を、よくよく考えてみれば、
野菜の分類?豆の分類?って思う方もいるはずですね。
ずばり言いますと、枝豆の分類は野菜が正しいそう。
17世紀末頃から、穀物用の大豆として栽培されており、
野菜として用いるようになったそうです。
野菜かどうかはっきりしたところで、次に、
枝豆の栄養素と効能についてお話ししていきたいと思います。
枝豆には大豆と野菜の両方の栄養素を、
たっぷりと含んでいる緑黄色野菜で、
たくさんの栄養がありとても体にいい野菜です。
何がそんなにいいのかというと、豆の中には、
タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、鉄分・・
体に良い、栄養素がたくさん入っています。
中でもこの後に紹介する栄養成分はものすごい効能なのです!
イソフラボン
タンパク質が豊富なのはもちろん、
女性ホルモンに似た働きをし、骨粗しょう症の緩和、乳がんなど、
女性ホルモンに関わる病気を防ぐことが出来るのです。
メチオニン
これはアミノ酸のひとつで、作用はヒスタミン濃度を下げる働き
などがあり、うつ症状の緩和にいいそう。
またビタミンも非常に多く含まれているため、
ビタミンB1、ビタミンCでアルコール分解にも
役立つ作用もあります。
よって、おつまみの定番になったのではないでしょうか。
ぜひお酒を飲む際にはご一緒にどうぞ!
オルチニン
肝臓機能の回復を促す成分がふくまれています。
これは、シジミにも含まれる成分で、
意外にも枝豆にもその成分は含まれています。
アンモニアを肝臓で分解し疲労回復、
二日酔い防止に繋がります。
またオルチニンにはお肌の調子を整えホルモン分泌を、
促す効果があるので美肌にはもってこいですね。
枝豆でダイエット効果?

枝豆ダイエットなんて聞いたことない!
そうです。
あまり多くは知られていないのですが、
枝豆には驚くべきダイエット効果が期待できるんですよ。
枝豆を食べれば、かならず痩せるというものではないのですが、
上手に活用することでダイエット効果があります。
枝豆はカロリー自体が低カロリーなので、
量を食べても太りにくいです。
様々な成分が含まれているので(タンパク質やビタミンなど)、
お肉を食べ野菜をたくさん食べたのと同じ栄養分になるのです。
冷凍枝豆でも効果抜群?
独身の方だと仕事が終わってビールと共に、
すぐに食べたいと思ってしまいますよね。
独身の方に限らず、意外とゆでる作業が
わずらわしかったりするんですよね。
最近は冷凍枝豆がスーパーなどでも、
よくみかけるようになりました。
冷凍だと効果はうすれるんじゃないかと、
不安かもしれませんが大丈夫です。
添加物などのイメージが強いですが、
国民生活センターの試験では、
ヒスタミンなどは少なくなっており、
対して差はないようです。
もし、気になるようでしたら、
時間があるときに、いっぱい枝豆をゆでて、
まとめて、冷凍にしてみてはいかがでしょうか。
ただし購入して一度冷凍してしまうと、
時間がたつにつれ鮮度が落ち味や
成分も落ちてしまいます。
購入したら早めに食べましょう!
食べ過ぎてしまうと・・

いくら体にいいからといって食べ過ぎてしまうと、
危険を招くリスクが高くなります。
例えばですが・・・
・プリン体・・・痛風になりやすい
・食物繊維・・・おなかを下しやすい
・塩分のとりすぎ
などの危険性があります。
また腹痛をおこしやすくなってしまいます。
なんといっても食物繊維、水分をたくさん豊富に含んでいます。
不溶性食物繊維が含まれているので、
便の量を増やし腸の働きを活発にして、
排便を促すので便秘の方にはもってこいです。
しかし、一定の量を超えてしまうと、
腹痛や下痢になってしまいますので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、枝豆の栄養と効能や効果についてお伝えしました。
簡単にまとめますと・・・・
主な栄養素と効能は?
・ イソフラボン
女性ホルモンに関わる病気を防ぐことが出来る。
たとえば、骨粗しょう症、動脈硬化、更年期障害の症状、
貧血予防、肌の潤いを保つ、アンチエイジングなど。
・ メチオニン
うつ症状の緩和にいい。
アルコール分解にも役立つ作用もある。
・ オルチニン
肝臓機能の回復を促す。
疲労回復、二日酔い防止に繋がる。
お肌の調子を整えホルモン分泌を促す効果がある。冷凍の枝豆は?
冷凍保存でも、栄養も効能もほとんど変わらない。食べ過ぎに注意する
・ 痛風になりやすい。
・ おなかを下しやすい。
・ 塩分のとりすぎになりやすい。
夏の大定番枝豆には知らなかったマメ知識が、
意外にもたくさんあったと思います。
枝豆のおいしく食べるための茹で方や、
余った枝豆の保存法、新鮮な枝豆の選び方については、
こちらがオススメ!
枝豆の保存方法?常温と冷凍の場合は?茹で方や新鮮な枝豆の選ぶコツは?
ポテトチップス(約500kal)などを食べる代わりに、
枝豆(約130kal)を食べたりしています。
低カロリー、値段もそんなに変わらないですし、
枝豆の効果もすごいので、立派なおやつです^^。
健康にはうってつけの食材ですが、
くれぐれも食べ過ぎには気おつけてください。
健康とは逆に様々な症状を引き起こしてしまう原因に、
なってしまう可能性があるので、
自分の体調と相談しながら食べて、
ぜひ健康人間になっちゃいましょう!