「普段の生活で気にかける事はあるかな?」
わきがでお悩みの方で、色々な治療法や改善方法を
試している方も多いと思います。
普段の生活で何かできる対策があれば、
それも試していきたいところ。
でも、あまりストイックにするとストレスが溜まりかねませんので、
出来る範囲でちょこっとずつ、やっていきたいですね。
こちらでは、お酒、お風呂、睡眠を中心に見ていきます。
お酒、お風呂、睡眠時の注意点なども含め、
ストレスを最小限に抑えながら出来る、わきが対策をお伝えします。
わきが対策 お酒について

お酒は百薬の長とも呼ばれ、少量で味わいを楽しむくらいであれば、
ストレス発散に効果的。
わきがの原因であるアポクリン腺は、
ストレスや緊張によって刺激されて、発汗量が増加するので、
お酒を飲んで緊張をほぐすことができれば、
無駄な汗をかかずに済みます。
お酒を楽しんでストレス発散できるなら、
わきが対策としても無理に止める必要はありません。
ただ、ベロベロになるほど飲みすぎるのは、かえって逆効果。
お酒は体に入ると消化器官がアルコールを分解しますが、
一度にたくさんの量を飲むと、体の分解能力が追いつきません。
アルコールは独特の強い臭いがあり、体に残ったアルコールは、
分解されるまで強い臭いを残します。
いわゆるお酒臭い状態になるわけです。
汗の分泌を促すので、わきがが強まる傾向があります。
アルコール臭と組み合わされば、
さらに深いな臭いとなってしまうので、
ほどほどに味を楽しむ程度を心がけましょう。
わきが対策 入浴編(わきがに良いお風呂の入り方)
わきがは、アポクリン腺から発生する汗が大きな要因なので、
汗を洗い流すお風呂は、わきが対策に非常に有効。
では、より効果的にわきがを抑えるために、
お風呂の入り方で気をつけるポイントを見ていきましょう。
◆ 半身浴で汗をかく
半身浴でしっかりと汗をかくことは、美容方法として定番ですが、
わきが対策としても効果があります。
半身浴でわきがの原因となる汗をしっかりとかくことで、
普段の生活の中ではエクリン腺の汗が出やすくなり、
脇の下が細菌の繁殖を抑える酸性に傾くのです。
半身浴でたっぷり汗をかいた後は、菌が分解するのを防ぐためにも、
特に意識して清潔にすることが必要ですが、
アポクリン腺の汗を出し切れば、その後の汗はエクリン腺の汗中心となり、
脇の下の環境が改善。
臭いの原因を取り除く効果が期待できるのです。
◆ 変わり風呂
塩や砂糖、アロマオイルなど、お風呂に加えて、
効能アップを狙える物はたくさんあります。
先ほど、肌を酸性にすることで、細菌の繁殖を防げると説明しましたが、
肌を酸性にするのは、エクリン腺の汗だけではありません。
例えば、お酢やクエン酸は酸性の食品ですよね。
クエン酸は、ご家庭によってない場合もあるので、
一般的な調味料であるお酢がオススメ。
お湯1Lに対して、1mlを目安に加えましょう。
また、ミョウバンは古くから体臭対策に重宝されていた鉱物で、
わきがにも効果的。
消臭効果があるだけでなく、アポクリン腺の汗に含まれる、
タンパク質を固めて、汗の分泌を抑えて、
アポクリン腺の汗の通り道である毛穴を引き締めます。
お湯50Lあたりに、ミョウバン1gほどを加えて入浴しましょう。
入浴の最後に体を洗い流さずにあがることで、
ミョウバンの効果が長続きします。
◆ 洗い方を工夫する
アポクリン腺には、脂質やタンパク質、アンモニアなどの体からの
老廃物が貯蔵されており、刺激を受けたタイミングで、
汗として排出されます。
全てではありませんが、お風呂で丁寧に脇の下を洗うだけでも、
この老廃物が取り除けるのです。
ただ、丁寧にと言ってもゴシゴシと乱暴にこすってはいけません。
摩擦によって、肌が切れれば雑菌の繁殖の原因となり、
臭いを強めてしまいます。
石鹸を入念に泡立て、もこもこの泡を作って、
泡を転がすように洗います。
そうすることで、細かい泡の粒子が毛穴に入り込み、
老廃物を取り除けるのです。
この時の石鹸には、毛穴をキレイにしたり雑菌効果がある薬用石鹸や、
消臭効果がある柿渋石鹸を利用すると相乗効果で、
ワキガを減らせるかもしれません。
試行錯誤するかもしれませんが、
自分の体に合った洗い方を見つけてみてくださいね。
わきが対策 睡眠編

睡眠不足になることで、自律神経のバランスが崩れます。
皆さん、徹夜したり睡眠時間が短い日は肌がベタベタして、
不快感を感じた経験があると思いますが、
これは自律神経のうちの交感神経が高ぶったため。
自律神経は、リラックスを司る副交感神経と、
活動を司る交感神経があります。
この2種類の神経がバランスよく働いて、
体のオンとオフを調整することで、
私たちは元気に過ごすことができるのです。
しかし、睡眠不足とは眠るべき時間に眠らないということなので、
リラックスを司る副交感神経を抑えこんで、
交感神経をムリヤリ働かせている状態。
交感神経は、緊張状態を作り出す作用があるので、
活動するうえでは、頭をすっきりさせてパフォーマンスを
上げるために重要です。
ただ、緊張というのは、アポクリン腺を刺激し発汗を促すので、
わきがが強まりやすくなります。
さらに、睡眠不足で肌荒れが起きると、
皮脂の分泌が促進されます。
アポクリン腺の汗が分解される臭いと、
皮脂が分解される臭いが組み合わさって、
臭いの相乗効果が起きてわきがが悪化します。
自律神経のバランスを整えて、
皮脂やアポクリン腺の汗を抑えるためにも、
睡眠時間を確保することは重要なのです。
わきが対策 コーヒー編

コーヒーを飲むことでわきがが強まる、
という噂がまことしやかに囁かれています。
確かにコーヒーは体臭やわきがに悪影響ですが、
コーヒーそのものがわきがを強めるわけではありません。
わきがが強まるのは、コーヒーに含まれるカフェインが原因。
カフェインには、交感神経を刺激することで、
利尿や発汗を促す作用があるのです。
カフェインが含まれる紅茶や緑茶でも同じ効果が表れる可能性があります。
特に、コーヒーそのものにも特有の香りがあり、
コーヒーを飲んだ後は口臭が強まりがち。
わきがと組み合わされば、
さらに嫌な臭いとなる場合があるので、
わきが対策としては、少なくともコーヒーは、
避けた方がいいかもしれません。
とは言えカフェインを全て避けていては、
飲みたいものを飲めずストレスになる人もいるでしょう。
ストレスも交感神経を優位にするので、
アポクリン腺を刺激する原因になります。
カフェインを避けることがストレスになれば、
わきが対策としては逆効果になりかねません。
もちろん、お水のようにコーヒーをガバガバ飲むのは、
わきがに悪影響ですが、カフェインを控えるのは、
ストレスにならない範囲にして、あまり神経質になるのはやめましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、わきが対策!普段の生活で簡単に出来る事について、
お伝えしました。
わきがかも?とお悩みの方、ぜひこちらの記事も必読です。
わきがのチェック!自分で出来る簡単な方法はコレ!
わきがの原因と対策方法とは?女性に多いの?
わきがって遺伝するの?その確率は?いつから?
簡単にまとめますと・・・・
◆ お酒
・ 飲んでもよいが、飲みすぎない事。
⇒ わきがの原因であるアポクリン腺は、
ストレスや緊張により、発汗量が増加するため、
お酒を飲んで緊張をほぐすことができれば、
無駄な汗をかかずに済む。◆ お風呂
・ わきがは、アポクリン腺から発生する汗が要因なので、
汗を洗い流すお風呂は、非常に有効。効果のある入り方は?
・ 半身浴で汗をかく
・ 変わり風呂をしてみる
①クエン酸を入れてみる(無い場合は、お酢でもOK)
⇒ 肌を酸性にすることで、細菌の繁殖を防げる。
お湯1Lに対して、1mlを目安に加えましょう。②ミョウバンを入れる
⇒ 消臭効果があり、アポクリン腺の汗に含まれる、
タンパク質を固めて、汗の分泌を抑えて、
アポクリン腺の汗の通り道である毛穴を引き締める。
お湯50Lあたりに、ミョウバン1gほどを加える。入浴の最後には、体を流さずに出る事で、
ミョウバンの効果が長続きする。・ 洗い方を工夫する
⇒ 石鹸を入念に泡立て、もこもこの泡を作り、
泡を転がすように洗う。
毛穴をキレイにしたり雑菌効果がある薬用石鹸や、
消臭効果がある柿渋石鹸を利用すると相乗効果で、
ワキガを減らせる可能性も。
◆ 睡眠
できるだけ、睡眠時間を確保する事。◆ コーヒー
・ お水のようにガブガブのまない。
・ コーヒー自体は問題ないが、カフェインがわきがに影響する。
⇒ カフェインを含むお茶や紅茶でも影響する可能性あり。
・ カフェインを避けることがストレスになれば、
わきが対策としては意味が無いので、
あまり神経質にならない程度でたしなめましょう。
そんなにストレスなしで簡単にできる事ばかりです。
市販のお薬などと合わせて試しては、いかがですか?