「パッチテストって何?」
「パッチテストの料金や検査方法は?」
金属アレルギーで悩んでいる方で、自分がどんな金属に反応しているのか
気になる方いませんか?
もしくは、パッチテストを受けてみようと考えている方いませんか?
金属アレルギーを発症する方が、最近、とても多くなったそうです。
流行や、おしゃれで、アクセサリーの小物類を身に着ける習慣が増えたのが、
原因のひとつなのでしょう。
最近は、意外と40代の女性が突然発症してしまう
ケースが多いんだそう。
金属アレルギーは、原因がわかりずらく、
治療や改善に時間がかかりがちです。
歯の治療で使われた金属が溶け出し、
それに反応してアレルギーを発症する方もいます。
いままで、へいきだったのにもかかわらず、
いきなり発症してしまうので、
様子を見てかゆみが長く続くようであれば、
病院にすぐにいかなければいけません。
そこで気になるパッチテストについてと、検査方法や病院での料金、
検査での注意など、お伝えしたいと思います。
金属アレルギー検査の方法

検査をするにあたって、まず何科を受診するのかということですが、
金属アレルギー検査は、血液検査で行われるのが一般的なので、
皮膚科に行くことをおすすめいたします。
歯での金属アレルギーを疑う方は、
歯医者にいくことをおすすめいたします。
血液検査だけでは金属アレルギーかどうか、
正しく判断するのは難しいのです。
血液検査にはlge=免疫グロブリンEという血液の物質を調べます。
lgeが高い方ほどアレルギー発症が高いといわれています。
しかしこれは、アトピーや花粉症の方が高くなる傾向があるので、
金属アレルギーの場合必ずしもこのlgeが高いとは限らないということです。
金属アレルギーは、突然発症する場合が多いので、
免疫に異常きたしアレルギー反応が起きていることもあり、
lgeが低い場合もあるのです。
そこでパッチテストもすることをおすすめいたします。
パッチテストとは?
このパッチテストとは髪を染めるときになどよく見かけますね。
赤くなったらアレルギー反応が陽性というわかりやすい検査方法です。
検査方法は・・・・
金属の場合10種類以上の金属を溶かした液を、
背中もしくは腕に48時間塗り、一週間後の状態を見てみます。そして、赤く反応したらその金属に対して、
金属アレルギーをもっているということになります。
金属アレルギーと思われる方は、血液検査のほかに、
必ずこのパッチテストをうけていただきたいです。
一般的にはこの二つで十分ですが、中にはリンパ球幼若化試験というものもあり、
これは、血液の中からリンパを取り出してみてアレルギー反応をみる検査です。
保険がきかない(だいたい一回、一万円ほど)ので、
念には念を入れたいという方は受診されてもいいとおもいます。
金属アレルギーかどうかの判定率が高くなります!
パッチテストの料金について
気になる料金についてですが、病院によってまちまち・・
というのが本音です。
しかしざっくりおおまかに説明させていただくとこうなります。
● 保険適用されての場合
・ 約一週間ほどで検査結果が出ます。
・ 初再診料、処方料、採血料、診断料は別です。
・ lge検査では三割負担の方で330円。
・ パッチテストでは1500円ほどです。
先ほども書いたように、リンパ球幼若化試験や毛髪検査などは保険外です。
パッチテストを受ける前に、一度、病院で確認することをお勧めします。
パッチテストの検査で注意すること

検査で注意することは、まず、中学生以下は、
検査が受けれない病院もあるので確認してみましょう。
また入浴についてが、一番注意しなければいけません。
入浴することが基本的にできません。
パッチ部分が濡れないように、シャワーや、体をふいたりは大丈夫ですが、
念のためお風呂には入らないほうがいいでしょう。
検査前には、入浴をすましておきましょう。
あとは特に大丈夫だと思うので、
いつもどうり生活してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、金属アレルギーのパッチテストの料金や検査方法について、
まとめてみました。
金属アレルギーについては、こちらも参考にして下さい。
金属アレルギーとは?症状や原因は何?突然の赤いぶつぶつには要注意!
少しでもアレルギーを改善させたい方には、ぜひ読んでほしい記事です!
センソリセラピーって何?アレルギーに効果があるの?
「このアクセサリーをつけるとかならずかゆくなる。」と、
思っても、何の金属に反応するのか、
自分で金属アレルギーかどうかの判断はやっぱりむずかしいですよね。
いつもつけていたものが、かぶれてかゆくなったり、
手のひら、足に湿疹ができて、治らないほどの場合は、
金属アレルギーの可能性がかなり高いです。
異常を感じたら、すぐに病院に行って検査し、
適切な処置をするのが一番だと思います。
今は金属アレルギーに対応したアクセサリーも多く見かけます。
樹脂やチタンは金属アレルギーを起こしにくい素材です。
デザインもかわいいのがたくさんあるので、
アレルギー軽減させつつ、おしゃれもたくさんしていけたらいいですね!