梅雨の意味とは?子供に簡単に説明するには?

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この記事の所要時間: 611

梅雨の意味って何だろう?
「どうやって子供に説明したらいいかしら?」

こういう疑問をお持ちの方いませんか?

そろそろ、梅雨の時期がやってきます。
あのジトジトした、湿気が多いのが
あまり好きではない筆者です・・・^^;。

筆者の子供は、幼稚園から帰ってくると、真っ先に、
「公園に行こう!」と誘ってきます・・・。

しかしこれからの梅雨の時期は、大変です!!

特に子供にとっては、梅雨時期は、
外遊びがなかなか出来ないので、
しんどいかもしれません、特に男の子は!

そこで、ちゃんと梅雨の意味を伝える事が出来れば、
子供をうまく、部屋遊びできるよう誘導できるのでは、
とせこい事を考えています^^。

今回は、梅雨の意味と子供に簡単に説明する内容
含めてお伝えします。

梅雨とは?

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梅雨とは、日本国内の北海道以外の地域で、
春と夏の間に雨が多くなる時期のことを指します。

そもそも、日本の上空には、気団と呼ばれる、
温度や湿度が異なる空気の塊がいくつも漂っています。

この気団がぶつかり合って、空気の流れが乱れた部分を前線といいます。

前線では、空気や気圧、湿度のバランスが崩れるために、
雨や雪が降りやすいとされています。

梅雨に限らず、雨や雪は前線の働きが関係しているのです。

では、梅雨に気団や前線がどのように
関わっているのか、早速見ていきましょう。

梅雨の前線と気団の関係

こちらの動画が簡単で分かりやすいです^^。

参照:youtubeより

① まず梅雨は北方から来る冷たく湿ったオホーツク海気団と、
  暖かく湿った小笠原気団によって引き起こされます。

② オホーツク海気団のように、冷たい空気である寒気団は
  下の方へ潜り込もうとする一方、小笠原気団のような
  暖かい暖気団は上へ上がろうとします。

  しかし、上に行けば行くほど気圧は下がり、気温は下がりますよね。
  気温が下がれば飽和水蒸気量が減少するので、
  空気中に含まれる水蒸気は少なくなります。

③ 上述の通り、小笠原気団は湿った空気の塊なので、
  オホーツク気団の上に上ると、空気中の水分か水蒸気の形を維持できず、
  空気中のチリと組み合わさって雲の形に。

④ そして、雲が大きく成長しやがて雨として地上に降ってくるのです。

この気団同士のぶつかり合う部分が前線で、
雨を降らせる雲が発生するポイント。

梅雨前線はオホーツク気団と小笠原気団の勢力が拮抗することで、
前線の移動が非常にゆっくり。

前線が動かないため、同じ場所で長い間雨が降るので、
特別に「梅雨」と呼ばれているのです。

梅雨明けは、寒気団のオホーツク気団が北方に後退し、
小笠原気団が地域を覆います。
気団がぶつかり合う前線がなくなるので、雨が止み夏がやってきます。

梅雨の名前の由来とは?

梅雨とは、もともとは「バイウ」と発音し、中国発祥の言葉

実は、梅雨とは中国の揚子江周辺から、
日本の東アジアのごく限られた地域のみの気象現象で、
国際的にも「バイウ」と表現されます。

色々な諸説があります。

① 中国の揚子江周辺で梅の実が熟す時期と重なったことから、
  梅雨と呼ばれるようになった説。

② 日本では、梅の実が完熟して潰れてるほどの時期であることから、
  「潰ゆ(ツユ)」と発音するようになった説。

③ 植物に露がかかることから、ツユと発音するようになった説。

④ 他にも、梅雨の時期は湿度が上がり、カビが発生しやすいことから、
  黴(カビ)の雨、「黴雨(バイウ)」と呼ばれたものの、
  響きが美しい梅雨に取って変わられたという説。

確かに黴(カビ)の雨とは言いたくありませんよね。
ただでさえ、暗い空模様とじめっとした気候で、
気分が暗くなりやすいのに、黴(カビ)の季節なんて名付けられたら、
さらに気分が滅入りそうです。

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梅雨の特徴は何?

梅雨の特徴とは、何と言ってもしとしとと止まない雨ですが、
梅雨の時期によっても違いがあります。

入梅(いりばい)の時期

まずは、入梅(いりばい)頃は雨が続きやすい頃
梅雨入り宣言も、前線と同じくらい天気も重要な判断材料です。

梅雨入り宣言されるには、しばらく雨が続くことが予想されることが条件。
つまり、梅雨入り宣言されたばかりの入梅頃は、
必然的に雨が多くなるのです。

気温があまり上がらないので、衣替えした途端に梅雨入りで、
肌寒さを感じる人も多いかもしれません。

6月に入ったからと言って、長袖を全て仕舞わず、
少し残しておくようにしましょう。

1日通して寒暖差が少ないので、
人によっては過ごしやすさを感じるかもしれません。

梅雨の半ば

梅雨の半ばにさしかかると、急に晴れ間がやってきます。
いわゆる「梅雨の中休み」と言われる時期ですね。

まだ梅雨は終わっていないので、後半に備えて、
布団や溜まっていた洗濯物を片付けましょう。

また、前半と打って変わって、晴れ間は夏を
感じられる暑さになるので、熱中症対策が必要です。

梅雨の後半

そして、梅雨の後半はもう本格的な夏目前。
オホーツク海気団の勢力が弱まり、夏らしい夕立が多くなります。

どしゃ降りや雷を伴うのは、大抵がこの梅雨の後半。

地域によっては、台風と梅雨が重なる場合もあるので、
土砂崩れなどにも注意が必要です。

子供に簡単に説明しよう!

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梅雨は雨ばっかりで出かけたり、外で遊べないから、
子供にとってはつまらないですね。

しかし、梅雨はお祭り、プールとお楽しみがたくさんの夏の始まり。

できるだけ分かりやすく子供に伝えて、
一緒に夏の訪れを楽しみに待ちましょう。

「梅雨は雨ばっかりで○○ちゃんつまらないね。
今お空の上の方で冬の冷たい雲と夏の暑い雲が押し合いっこしてるの。

雲は雨を降らせるのは知ってるよね?

冬と夏の雲が押し合いっこしてる振動で
雲からどんどん水が落ちてきて雨が降っちゃうんだよ。

でも、夏の雲が頑張って冬の寒い雲を遠くに追いやったら、
梅雨は終わって夏になるの。

夏はお祭りやプール、楽しいことがたくさんあるから、
夏の雲を応援しながら楽しみ待とうね。

それから、夏は喉が乾くからいっぱいお水が欲しくなるよね。
プールやジュースもお水がなきゃできないからね。

夏にお水が足りなくならないように、
今のうちにお空がたくさん雨を降らせて準備してくれてるの。

お外であまり遊べないけど、感謝して梅雨の間はお部屋で遊ぼうね。」

上記の感じでいかがでしょうか^^。

雨が多くなるので、外で遊ぶチャンスが少なくなる梅雨を
嫌う子供は多いでしょう。

しかし、梅雨は恵みの雨をもたらす季節でもあります。

悪いことばかりではないと、梅雨のありがたみも、
子供に伝えられたら素敵ですよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか^^?
今回は、梅雨の意味と子供に簡単に説明する内容について
お伝えしました。

梅雨前線の仕組みや特徴はこちらを参照ください!
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梅雨のメカニズムも小さい頃に学校で勉強したと思うのですが、
大人になってからの方がスゥ~と頭に入ってきました^^;。

梅雨自体が、夏を迎えるにあたり必要な時期なんですね。
そう考えると、本当に恵みの雨です!

皆様の参考になれば幸いです^^。

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奥さん・子供・かわいい犬の父親をやっています^^。 毎日の生活の中で、実際に子供からの突然すぎる質問や、聞かれて困った事をそのまま記事にしたり、好きな事を書いています。