紫外線アレルギー対策や予防は?

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紫外線アレルギーの予防や対策は何がいいのかな?
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤ってなに?

こういう疑問をお持ちの方いませんか?

五月に入る辺りから、紫外線量が急激に増えてきます。
良くテレビや天気予報の中でも、情報が流れますよね。
この時期から急激に紫外線量が増えてきます。

その紫外線には、どういう予防や対策がいいのでしょうか?

また紫外線アレルギーを防ぐためにはどうしたよいのでしょうか?
今回は、その予防と対策をまとめてみます。

紫外線アレルギーの予防と対策は?

紫外線アレルギーは、一般的なアレルギーと同様に、
1度発症すると完治することはありません。

そのため、紫外線アレルギーを発症しないために、
予防が重要となってきます。

予防するには?

紫外線アレルギーの予防と対策は、
日光を浴びないようにするのが基本。

花粉症などと同じように、紫外線アレルギーも、
ある日突発的に発症するように見えます。

しかし、それまでに目に見えなくとも、
それまでに浴びた紫外線の刺激は、
アレルゲンとして体に蓄積されていきます。

紫外線の刺激が体内の抗体の限界を超えることで、
アレルギーとなるのです。

抗体の限界を超えるまでは、何も症状が表れないので、
突然発症するように見えるのです。

抗体は個人差が大きく、ほんの少しで耐えきれず、
紫外線アレルギーを発症する人もいれば、
全く紫外線アレルギーとならない人もいます。

そして、紫外線アレルギーは1度発症すると、
自然に治ることはないので、抗体の限界を迎えないように、
紫外線を浴びる量を控えるのが予防策となる、というわけです。

紫外線の対策には?

紫外線対策には・・・・

・ 日焼け止めクリーム
・ 日傘
・ 帽子
・ 手袋
・ 長袖の衣服など

紫外線から肌を隠すことが重要になってきます。

しかし、真夏に黒ずくめの女性を目にすることはありませんか?
もちろん、紫外線アレルギー対策としてはこのうえなく有効ですが、
夏は気温も高く熱中症の心配もある時期。

あまりにも隠し過ぎれば、熱中症の原因にもなりかねません。

最近は、薄手のシャツでもUVカットの加工が施されている服もありますので、
そうしたものも活用して、季節に合ったファッションも心がけましょう。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤について

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紫外線対策の定番の日焼け止めクリーム。

薄手のファッションでも、日焼け止めクリームを
きちんと塗っておけば、紫外線対策ができるので、
特に日焼けを気にする女性たちには必需品です。

日焼け止めクリームに含まれている成分の中で、
主に紫外線から肌を守ってくれるのは、
紫外線吸収剤紫外線散乱剤

製品によってはどちらかが配合されていたり、
両方が組み合わさっていたりする場合もありますが、
そもそも紫外線吸収剤と紫外線散乱剤は、
どのようなものなのでしょうか。

紫外線吸収剤とは?

まず、紫外線吸収剤とは、その名の通り紫外線を吸収し、
科学反応で別の形に変化させる性質があります。

紫外線のエネルギーを、熱エネルギーに変換させて放出させたり、
紫外線吸収剤そのものを紫外線エネルギーで一時的に変化させたりします。

紫外線エネルギーを消費させることで、
体に無害なものへと変化させるというわけです。

紫外線に対する防御力が高いので、
SPFが高い日焼け止めクリームや化粧品には、
必ずと言っていいほど利用されています。

ただし紫外線のブロック効果が高い分、
肌への負担が大きいというデメリットがあります。

紫外線吸収剤の刺激で肌荒れが起きることもあるので、
敏感肌の人は手足から使用して様子を見ながら利用しましょう。

紫外線散乱剤とは?

一方、紫外線散乱剤とは、白い粒子が光を鏡のように
跳ね返す性質を利用したもので、紫外線を反射する効果があります。

ファンデーションや、フェイスパウダーの
白い顔料がよく用いられます。

紫外線散乱剤のメリットは、紫外線吸収剤のように
絶えず化学変化を起こす訳ではないので、
肌への負担が小さいということ。

ただ、紫外線吸収剤と比べるとベタつきやすいので、
使いにくいというデリメットがあります。

肌に馴染みやすくなるように、
粒子を小さくしたものも販売されていますが、
臨床データが不足しているので、
人体へのリスクが不透明となっています。

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紫外線アレルギーの治療法はあるの?

紫外線アレルギーかどうかは、自己判断はできないので、
皮膚科でアレルギー検査を受ける必要があります。

なぜなら、紫外線アレルギー特有の症状はなく、
診察だけでは判断ができないからです。

例えば、紫外線アレルギーの症状には、
目の異物感や、肌のじんましんなどがありますが、
目の異物感はドライアイでもありますし、
じんましんはストレスなどが原因でも起こり得ます。

紫外線アレルギーかどうかは、
アレルギー検査の結果に基づいて診断されるのです。

紫外線アレルギーと診断されると、
皮膚にかゆみや湿疹などの症状が見られる場合、
塗り薬を処方されることがあります。

通常は、かゆみ止めの飲み薬や、
効き目が穏やかな非ステロイド剤が処方されるでしょう。

症状が重度であれば、ステロイド剤が処方される場合もありますが、
アレルギーは基本的に治りません。

ステロイド剤で症状が治まったように見えても、
その場だけのことで、また紫外線に当たれば症状が表れます。

一時的な症状のために副作用が強いステロイド剤を使うのは、
体に負担がかかるので、医師も避ける傾向があります。

そのため、最近では非ステロイド剤と、
抗アレルギー剤を組み合わせて処方することが多いようです。

紫外線はアレルギーなので、完治しません。
花粉症などのように、薬や生活を工夫しながら、
上手く付き合っていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、紫外線アレルギー対策や予防についてまとめてみました。

おさらいしますと、

● 紫外線アレルギーの予防と対策は、
  日光を浴びないようにするのが基本。

● 紫外線対策には・・・・
・ 日焼け止めクリーム
・ 日傘
・ 帽子
・ 手袋
・ 長袖の衣服などを着用。
  
● 紫外線吸収剤
・ 紫外線に対する防御力が高い。
・ SPFが高い日焼け止めクリームや化粧品に、
  利用されている。
  ⇒その分、肌への負担が大きい為、
   敏感肌の人は要注意

● 紫外線散乱剤
・ ファンデーションや、フェイスパウダーの
  白い顔料に使用されている。

・ メリットは、肌への負担が小さい。
  ⇒紫外線吸収剤と比べるとベタつきやすいので、
   使いにくいというデリメットも。

五月に入ると、急に紫外線量も多くなりますので、
紫外線予防は始めないといけません。

紫外線についてはこちらも一読ください。

紫外線アレルギーとは?その症状や原因は?

2016.05.09
アレルギーを改善したい方には必読の記事です!

センソリセラピーって何?アレルギーに効果があるの?

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日焼けしたくないという理由だけでなく、
いつか突然発症するかもしれない紫外線アレルギーに
ならない為にも、普段から紫外線対策をした方がよさそうです。

皆様の参考になれば幸いです。

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奥さん・子供・かわいい犬の父親をやっています^^。 毎日の生活の中で、実際に子供からの突然すぎる質問や、聞かれて困った事をそのまま記事にしたり、好きな事を書いています。