アスパラガスを長持ちさせる保存方法とは?選び方のコツは?

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この記事の所要時間: 815

アスパラガスはどうやって保存するのがいいのかな?
アスパラガスの選び方ってなに?

こんな疑問を思った事ありませんか?

苦みや青臭さが少なく、幅広い料理と相性バツグンのアスパラガスは、
保存方法が困りもの。

何気なく横に寝かせて保管すると、
冷蔵庫の中でしおれて食べられなくなっていた、
ということはよくあります。

アスパラガスの美味しさは、シャキシャキとした歯ごたえにもあるので、
冷蔵庫の中でしなびてしまう、という事態はできるだけ避けて、
美味しいまま食べたいですよね。

すぐにしおれるイメージが強いアスパラガスですが、
保存方法を工夫することで、ぐっと長持ちするようになります。

今回は、アスパラガスの保存方法や選び方について調べてみます。

アスパラガスの保存方法は?保存期間は?

アスパラガス 保存方法?選ぶポイントは?3

では、さっそく見ていきますね。

アスパラガスを常温保存する場合

基本的、植物は生のまま保存する場合、
自然にいたときと同じ状態にするのが基本

例えば、林檎でもへたを上に向けて保存した方が、
下に向けて保存しするよりも長持ちします。

アスパラガスも同様で、冷蔵庫で保存する場合は、
立てて保存するようにしましょう。

縦に長い野菜なので、つい横に寝かせてしまいがちですが、
横を向いた穂先が上を向くため伸びようとします。

成長するのにアスパラガス本体の栄養を消費するので、
しおれたり美味しさが失われたりする原因になります。

生のまま冷蔵庫で保存するなら、
アスパラガスの根元が浸るぐらいの水を入れて、
コップや小さな牛乳パックに差して保管すると、
倒れる心配がなく鮮度を維持しやすいでしょう。

小ぶりな冷蔵庫で、容器を入れるスペースがない場合は、
湿らせた新聞紙をアスパラガスに巻いて、立てても構いません。

どちらも毎日水を替えて清潔にしましょう。

根元が乾燥したり傷んでいたりするなら、
少し切って切り口を新しくすると、
水を吸う力が高まって日持ちしやすくなります。

一般的にアスパラガスの日持ちは3日程度ですが、
この保存方法だと一週間ほど保存が効きます。

アスパラガスを冷凍保存する場合

まとめ買いやお弁当などで、より長期保存が必要な場合は、
冷凍保存がオススメ。

調理しやすい大きさにカットして、さっと茹でてから、
フリーザーバッグに入れて保存します。

茹ですぎると解凍したときに水っぽくなって味が落ちるので、
沸騰したお湯に30秒ほどを目安に茹でるのがオススメ。

茹でるかわりに、レンジで40秒ほど加熱するだけでも火が通るので、
少量の場合はお手軽ですよ。

解凍する際は、通常の食品と同じく自然解凍か、
冷蔵庫でゆっくり解凍してから利用します。

冷凍保存の場合は、冷蔵庫の保存よりもさらに長持ちしますが、
1ヶ月ほどを目安に使いきるようにしてください。

アスパラガスが腐るとどうなるの?

・ 茶色く変色している
・ 水分が出て溶けている
・ ふにゃふにゃして、摘まんでも抵抗がない
・ カビ
・ すえた臭いがする
・ ヌメリがある

アスパラガスが上のように変化していたら、食べるを止めた方が無難。

しかし、部分的に傷んでいた場合は、その部分だけカットして食べる、
ということもできますが、痛みが全体に及んでいる場合もあります。

その部分はなんともないように見えても、異常がないかよく観察しながら、
保存期間を考慮に入れて、食べるか食べないかを判断しましょう。

また、上のような傷んでいる様子がなくとも、
冷蔵庫に保存しているとシワシワになっていることがあります。

これは乾燥しがちな冷蔵庫で水分が失われたためなので、
根元を水に浸して置いておくと元どおりピンとよみがえります。

割れていたり、変形したりなど、根元が傷んでいる場合は、
少し切って断面を新しくすると、水を吸う力も高まります。

ちなみに、乾燥を嫌って冷蔵庫を避けて常温保存していると、
暖かい季節は成長してしまって、傷みが早くなるので、注意しましょう。

足が早いとされるアスパラガスも、保存を工夫することで
日持ちしやすくなりますが、油断せずに調理前の確認は
欠かさないようにする必要があります。

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新鮮なアスパラガスの選び方は?

ただ冷蔵庫で保存するだけなら、3日ほどと非常に傷みやすいので、
少しでも日持ちしやすくするために、購入のときの選び方が重要。

アスパラガスを選び方は、

・ 茎がピンと張っている
・ 穂先が固く閉じている
・ 切り口が乾燥していない
・ 濃い緑色をしている
・ 茎ができるだけ円に近い

というのが主なポイントです。

基本的に、野菜は新鮮であればあるほど栄養価が高く美味しいのですが、
収穫されてから私たちの手元に来るまでには時間がかかります。
収穫されてから極力時間が経過していないものを選ぶ必要があるのです。

アスパラガスは収穫後、根元から切り離されても成長します。

しかし、栄養や水分を吸う根っこから切り離されていますから、
成長するためにはアスパラガスそのものの栄養を利用するしかありません。

時間の経過とともに、アスパラガスそのものの栄養を使って成長していくので、
新鮮でないアスパラガスは茎がくたっとして、いびつな形という特徴があります。

逆に新鮮なアスパラガスは、成長するほど時間が経過していないので、
茎や穂先の形が整っており、くたっとしなりません。

また、立派な物を選んだ方が良いイメージがありますが、
アスパラガスに限っては、太さは新鮮さに影響がありません。

アスパラガスの太さは、アスパラガスの株の成長具合によって変化するからです。

アスパラガスの根株は木の年輪のように、
年を重ねるごとに、少しずつ太くなり、
そこから成長するアスパラガスも年々立派になっていきます。

つまり、細いアスパラガスは、若い株から収穫されたものというだけ。

料理によって太さを調整して構いません。
ただ、アスパラガスの繊維の数は太くても細くても同じ本数なので、
太い方が密度が低く、柔らかくなります。

特にこだわりがないなら、太いものを選ぶのがオススメです。

グリーンアスパラとホワイトアスパラのちがいは?

アスパラガスを長持ちさせる保存方法?選ぶポイントは?

スーパーで販売されている一般的なアスパラガスは、
グリーンアスパラとホワイトアスパラの二種類が主なものですが、
どちらも同じ品種のもの。

ホワイトアスパラは光を浴びせないで栽培します。
光合成が行える状況ではないまま成長するので、
植物らしい緑色が作られず、ホワイトアスパラになります。

もやしなんかと同じ原理ですね。葉緑体で行われる光合成とは、
二酸化炭素や水から光エネルギーを使って、
デンプンなどの植物に必要な栄養を作る働きのこと。

光合成を行わずに育てられたホワイトアスパラは、
光をいっぱいに浴びたグリーンアスパラよりも栄養面では劣ります。

しかし、ホワイトアスパラ特有の美味しさや、
白さはグリーンアスパラにはない魅力です。

さらに、ほとんどの栄養はグリーンアスパラにはかないませんが、
抗酸化作用が高いポリフェノールはホワイトアスパラの方が
多く含まれています。

また、ホワイトアスパラは缶詰めでも販売されているので、
日持ちも気にせず常備野菜として用意できるというメリットもあります。

因みに、最近ではアスパラガスの品種も増えてきて、
紫アスパラなんてのも見かけることがあります。

その名の通り鮮やかな紫が特徴で、イタリアではメジャーな種類として、
グリーンアスパラよりも馴染み深いのだとか。

紫アスパラは、ビタミンCとアントシアニンが多く含まれています。
ビタミンCは疲労回復効果があるビタミンとして有名ですが、
アントシアニンも目の疲労回復に効果的。

デスクワークや、パソコンの作業が多かった日に食べたいですね。

紫アスパラの紫は、加熱すると失われて通常の緑色になってしまいます。
グリーンアスパラと比べても、甘く柔らかいので、
生のままサラダとして楽しむのがオススメです。

緑メインのサラダに紫アスパラを加えると彩りが良くなって、
目でも楽しいサラダになりますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、アスパラガスを長持ちさせる保存方法や選び方について
まとめてみました。

もう一度おさらいしますと、

◆ 常温保存する場合
期間:
一般的な日持ちは3日程度。
下記の方法なら、一週間ほど保存が効きます。
冷蔵庫で保存する場合は、立てて保存。

方法:
① アスパラガスの根元が浸るぐらいの水を入れて、
  コップや小さな牛乳パックに差して保管。
② 湿らせた新聞紙をアスパラガスに巻いて、
  立ててもOK。

注意: どちらも毎日水を替えて清潔にしましょう。

コツ:
根元が乾燥したり傷んでいたりする場合、
少し切って切り口を新しくすると、
水を吸う力が高まって日持ちしやすくなる。

◆ 冷凍保存する場合
期間:
1ヶ月ほどを目安に。

方法:
調理しやすい大きさにカットして、さっと茹でてから、
フリーザーバッグなどに入れて保存。

沸騰したお湯に30秒ほどを目安に茹でる。
もしくは、レンジで40秒ほど加熱する。

解凍する際は、自然解凍か、
冷蔵庫でゆっくり解凍する。

◆ 新鮮なアスパラガスの選び方は・・

・茎がピンと張っている
・穂先が固く閉じている
・切り口が乾燥していない
・濃い緑色をしている
・茎ができるだけ円に近い

◆ アスパラガスが腐ると・・・

・茶色く変色している
・水分が出て溶けている
・ふにゃふにゃして、摘まんでも抵抗がない
・カビ
・すえた臭いがする
・ヌメリがある

アスパラガスが上のように変化していたら、
食べるをやめた方が無難。

以上となります^^。

アスパラガスの栄養や効果はこちらの記事が必読です!

アスパラガスの栄養?効能や効果は?疲労回復や美肌にオススメ!

2016.04.26

簡単に出来る手間をかけるだけで、長く保存が出来ますし、
その分、お金も少しは節約できますね^^。

皆様の参考になれば幸いです。

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奥さん・子供・かわいい犬の父親をやっています^^。 毎日の生活の中で、実際に子供からの突然すぎる質問や、聞かれて困った事をそのまま記事にしたり、好きな事を書いています。