たけのこは栄養満点!どんな効能や効果があるの?痩せるって本当?

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たけのこってどういう栄養があるの?
ダイエットにいいらしいけど、本当なの?

こういう疑問持った方いませんか^^?

春先から夏前半あたりまでが旬のたけのこ
「カリッ」「サクッ」とする感じの食感が大好きです^^。

旬の時期になると良く食卓に出てくるけど、
栄養やどんな効果があるかまでは
知っている人も少ないのではないでしょうか。

気になったので調べてみると、意外な効果がある事が
分かってきました。

今回は、たけのこの栄養と効能、痩せる理由などを調べてみます^^。

たけのこの栄養素や効能は?

たけのこ 効能 効果 ダイエット3

竹という植物の赤ちゃんということで、
栄養があまりないようなイメージですが、
たけのこはさまざまな栄養がバランス良く含まれています。

さっそく、たけのこの効能を栄養別に見ていきましょう^^。

タンパク質

タンパク質とは、アミノ酸が組み合わさった栄養素で、
魚や肉、豆にも多く含まれています。

体の中では、血肉となり、私たちの体の細胞や、
酵素を作る材料となります。

筋肉をつくるためには、トレーニングだけでなく、
良質なタンパク質が必要と言われているのは、
こういう理由なのですね。

タンパク質がないと筋肉を作る材料がないので、
運動しても効率良く体が鍛えられません。

ちなみに、タンパク質はエネルギーを作り出す酵素の材料ともなるので、
不足すると疲れやすくなります。

食物繊維

食物繊維とは、消化器官を通っても分解されない性質があり、
水溶性と不溶性の2種類があります。

たけのこは、どちらの食物繊維も含まれていますが、
特に不溶性食物繊維が多いというのが特徴。

不溶性食物繊維とは、主に野菜に多く、
消化器官を通りながらも水分を保ったまま腸に到達します。

腸の中を進む中で有害物質を巻き込み、
便の量を増やして排泄を促すので、腸内環境を整えます。

便秘に悩む人は、是非とも食べるようにしたいですね。

カリウム

カリウムはナトリウムと相互的に作用し、
体内の水分のバランスを調整する働きがあります。

どういうことかと言うと、まず液体には濃度が低い方から
高い方へ流入し、濃度を一定に保とうとします。

人間の体は半分以上が水分ですから、濃度を一定に
保とうとするために、水分が適正な場所に適正な量なくなると、
体に悪影響が出るのは言うまでもありません。

カリウムとナトリウムが相互に作用し、濃度を調整することで、
体内の水分を調整しているのです。

カリウムが働くと、余計な水分と一緒にナトリウムが排出されるので、
むくみや高血圧の予防となります。

たけのこのカリウムは比較的水に溶けにくいので、
効率的に摂取できます。

チロシン

チロシンとは、アミノ酸の1種で、
たけのこを茹でると見られる白い塊。

水煮たけのこにもついていることがありますよね。

必須アミノ酸ではないので、偏った食生活をしていなければ、
不足することはまずありません。

しかし、チロシンはドーパミンやノルアドレナリンを作り出す原料。

ドーパミンやノルアドレナリンは、精神バランスに関わり、
集中力や気分の安定に必要です。

また、子供の場合は、成長段階のため代謝が激しく、
チロシンの分泌が追いつかないことがあるので、
子供に限っては、必須アミノ酸と同等に扱う準必須アミノ酸と
呼ばれることもあります。

ビタミンB群

ビタミンB群は8種類あるビタミンBの総称。

たけのこに含まれているビタミンB群は、
糖代謝、髪や肌の健康を保ち、
ダイエット効果を高める働きがあります。

まさに女性のためのビタミンを凝縮したようですね^^。

ちなみに、糖代謝とは糖をエネルギーに返還する働きのこと。
糖代謝でエネルギーを補給することで、疲れにくく活動することができます。

ビタミンC

ビタミンCの最大の特徴は、活性酸素を取り除く強い抗酸化作用。

この働きによってビタミンCも、ビタミンB群と同様に、
肌の健康と疲労回復に効果があります。

シミの原因となるメラニンが増えるのを抑え、
体内のコラーゲンの合成を補助するので、
化粧品の成分としてもお馴染みです。

ビタミンCは、空気に触れると破壊されるので、
化粧品として皮膚に塗る場合は、ビタミンC誘導体が、
配合されているものを選ぶようにしましょう。

ビタミンE

ビタミンEは、ビタミンCと同様に活性酸素を取り除く作用がありますが、
ビタミンCと異なり脂に溶け込む脂溶性なのが特徴。

人の体の、1つ1つの細胞を保護する細胞膜に存在します。

活性酸素とは、体が錆びる原因となるもので、
老化とも深く関係しています。

細胞膜中のビタミンEは体内の脂質が活性酸素の影響で、
酸化することを防ぐので、若返りのビタミンとも呼ばれています。

アスパラギン酸

アスパラギン酸は、アスパラに多く含まれるアミノ酸の一種。
トマトやたけのこにも含まれ、旨味のもとにもなっています。

アスパラギン酸はたけのこを美味しくするだけでなく、
疲労回復効果も期待できます。

私たちは、活動でエネルギーを消費しますが、
スポーツや土木作業のような激しい運動では、
エネルギーの生成が追いつかなくなり、疲労の原因に。

アスパラギン酸は、エネルギー源としてのブドウ糖が不足すると、
タンパク質を分解し、新たにブドウ糖を生成する働きがあります。

グルタミン酸

グルタミン酸もアミノ酸の1種で、椎茸などの旨味のもとでもあり、
化学調味料にも配合される栄養素。

胃腸に粘膜を作り出して、体に入ってきた食べ物の消化を促します。

また、脂肪燃焼効果があり、ダイエット効果が期待できます。

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たけのこでダイエット?なんで痩せれるの?

たけのこ 効能 効果 ダイエット2

栄養だけを見ても、ダイエットするにはもってこいの食材の一つ
だと分かりますが、栄養素を簡単にまとめますと・・・・

◆タンパク質 = 筋肉をつくる、エネルギーを作る酵素の材料
◆食物繊維  = 便の排泄を促し、腸内環境を整える
◆カリウム  = むくみや高血圧の予防
◆チロシン  = 集中力や気分の安定に役立つ
◆ビタミンB群= 糖代謝、髪や肌の健康を保つ、
          ダイエット効果を高める働き
◆ビタミンC = 肌の健康と疲労回復に効果
◆ビタミンE = 老化を防ぐ
◆アスパラギン酸= 疲労回復効果
◆グルタミン酸 = 消化を促す、脂肪燃焼効果がある

上記が痩せる理由に繋がるんですね^^。

たけのこは食物繊維がたっぷり含まれた食品。
例えば、食物繊維量(100㌘あたり)でくらべると、

たけのこ = 2.2グラム
レタス  = 1.3グラム
ゴボウ  = 3.3グラム
となります。

ゴボウほどではありませんが、
1度で比較的たくさん食べる食品なので、
自然と多くの食物繊維を摂取できます。

食物繊維は、便秘改善と血糖値の急激な上昇を抑える働きがあり、
ダイエット中の強い味方。

便秘は、女性の半数が悩んでいると言われていますし、
ダイエット中は食べる量を抑えることで、
便のかさが減り排便が滞りがちです。

ダイエットしている人の多くが引き締まったお腹周りを、
目指していると思いますが、便秘になると、
お腹に便やガスが溜まるとぽっこりお腹になります。

ダイエットが原因でかえってウエストが
大きくなってしまうのでは、悲しすぎですよね。

食物繊維は先ほど触れた通り、消化されずに腸まで届き、
便のかさを増やす働きがあります。

消化されにくいのでたくさん食べても、
低カロリーなのも食物繊維の魅力。

実際、たけのこは100gあたりたった26キロカロリー。
ごはんが100gあたり168キロカロリーですから、
いかに少ないかわかりますよね。

また、胃腸を通る過程で毒素を巻き込み、
体にたまっていた悪い物まで便として排泄できます。

体の中からきれいになるので、
肌荒れ予防としての効果も期待できるでしょう。

そして、血糖値は「満腹感」に大きく関わります

満腹感がなければ食欲をムリヤリ抑えなければならないので、
ダイエットが辛くなります。

ガマンの糸が切れて、ダイエットを挫折する
可能性だって高まりますよね。

食べ物が体に入って消化されると、
エネルギーとなる糖が血液に流れて運ばれます。

これが血糖値ですが、この血糖値か上がることで、
私たちの体は満腹感が出てきます。

この血糖値は、食品によって上昇するスピードがバラバラで、
中には急上昇するものも。

血糖値が急上昇すると、体が血糖値を下げようと働き、
今度は血糖値が下がり過ぎてしまいます。

血糖値が下がるとお腹が減り、「食べたのに物足りない」
という状態になるのです。

食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにするので、
食べた後の満足感が得られやすくなります。

適正な量でお腹いっぱいと感じられるので、
自然と食べ過ぎが減らせるのです。

たけのこで痩せる簡単レシピ

◆ たけのこのお刺身
〈材料〉
たけのこ
米糠
唐辛子
梅干し
昆布
昆布醤油
鰹節

レシピブログさんを参考にしました^^。
参考URL = http://recipe-blog.jp/profile/147165/recipe/1016851

たけのこの美味しさがダイレクトに楽しめるたけのこのお刺身。
食材がたけのこだけなので、小腹が空いたときにも罪悪感なく食べられます^^。

下処理の手順から丁寧に説明してくれているので、
初めてでもハードルが低くなっています^^;。
筆者でも簡単に出来ましたよ~^^。

皮付きたけのこが販売される時期には挑戦してみたいですね。

ピリリとした辛さで食欲をそそる唐辛子は代謝を促進し、
ダイエットの相乗効果も狙えるかもしれません。

◆ ほっこり若竹煮
〈材料〉
たけのこ
乾燥わかめ
だし
砂糖
みりん
醤油

ル・クルーゼ20cmのココットロンドさんを参考にしました^^。
参考URL = http://lecruset.exblog.jp/14029400/

たけのこ料理の定番。

実はわかめはたけのこと相性がいい食材で、
一緒に食べることで、体の中の余分な塩分か排出されます。
高血圧予防だけでなく、むくみにも効果的です。

ほっそりした足を目指すなら、
むくみ対策として抑えておきたい若竹煮。

たけのこの優しい色合いを楽しむために、
薄口醤油で薄めの味付けで作るのがオススメです^^。

まとめ

いかがでしたでしょうか^^?
今回は、たけのこの栄養と効能、痩せる理由を調べてみました!
栄養などを見ても痩せる理由が分かりますよね^^。

たけのこは、今や1年中楽しめる食材ですが、本来は春が旬。

下処理までしてある水煮たけのこは、お手軽ですが、
春くらいは皮付きたけのこを楽しんではいかがですか。

加工していないたけのこは下処理が大変ですが、風味は格別。
春ならではの美味しさです。

たけのこの下処理、あく抜きについては、こちらを一読すれば完璧!

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たけのこの簡単な保存方法はこれがおすすめです!

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今年は、栄養満点でヘルシーなたけのこを
意識して食べるようにしてみましょう!

皆様の参考になると嬉しいです!

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奥さん・子供・かわいい犬の父親をやっています^^。 毎日の生活の中で、実際に子供からの突然すぎる質問や、聞かれて困った事をそのまま記事にしたり、好きな事を書いています。