「のどの痛みに効く飲み物や食べ物はなんだろう?」、「のどが痛いときに飲んだり食べたりしてはいけないものはなんだろう?」と、のどが痛いときにふと、思ったことありませんか^^?
乾燥は美容の大敵として有名ですが、喉へのダメージにもなるのも知ってました?
喉がゴロついて痛むときがありますよね?特に寝起きに多く、風邪かな?と思うこともあります。
通常、喉は唾液などの粘膜でウィルスの侵入を防いでいます。しかし、乾燥すると粘膜が固まり、ウィルスが侵入しやすくなります。
つまり、喉が突然痛むのは乾燥によって侵入したウィルスが原因なのです。
喉の痛みを予防することは、ウィルスの侵入を抑えて風邪予防にもなるということ。そこで今回は、喉の痛みに効く食べ物や飲み物を調べてみます^^。
喉の痛みに効く食べ物は?

先ほど触れたように、喉の痛みは単に乾燥が原因によるものもありますが、風邪の代表的な症状でもあります。
元気な時ならいいのですが、風邪で喉が痛ければ料理なんてしてられません。
簡単に食べられるものを中心に見ていきましょう^^。それぞれの特徴や使い方、注意することなどもまとめてみます。
◆ 蜂蜜
特徴 ⇒ のど飴にも利用される蜂蜜の特徴はその殺菌力。高い糖度が細菌の水分を吸収し、繁殖を抑えます。
さらに、医療の現場で消毒に用いられるグルコン酸という成分も含まれていて、昔から傷薬、炎症止めとして天然の薬のように扱われていました。
使い方 ⇒ 少し癖がありますが、甘みだけなのでそのまま舐めてもいいですし、紅茶などの飲み物に加えても美味しく頂けます。
紅茶には殺菌作用もありますので、蜂蜜の成分と相乗効果で喉のウィルスを取り除けますよ。
◆ 金柑(キンカン)
特徴 ⇒ 小さなミカンのようにコロンとした実が特徴ですが、中身は酸っぱく皮の方に爽やかな甘味があります。
キンカンにはレモンと同等のビタミンCがあるうえ、ヘスペリジンという成分が喉の炎症を抑えるので、乾燥時以外に、風邪のときにも有効です。
使い方・その他 ⇒ 柑橘類では珍しく丸ごと食べられますが、中身の強烈な酸味を嫌って皮だけ食べる人も珍しくありません。
季節によって手に入らないときは、甘露煮で保存しておいたり、キンカン入りののど飴も販売されていますので利用してみてください。
◆ 黒豆
特徴 ⇒ 黒豆はアントシアニンが豊富に含まれている食品です。
昔は、喘息の治療薬のかわりとして重宝されていました。アントシアニンが痰や喉の炎症、咳を抑える働きがあります。
使い方・その他 ⇒ 黒豆の煮物はコンビニでも販売されていることもあるので、紹介したものの中てはもっとも簡単に食べられるものかもしれませんね。
◆ マシュマロ(ゼラチン)
特徴 ⇒ お菓子としてお馴染みのマシュマロは、喉の痛みには関係ないように見えますが、マシュマロの材料にはゼラチンが含まれています。
使い方・その他 ⇒ ゼラチンは空気の刺激や乾燥から喉を保護するので、医師から薦められる食品。
喉の痛みに効く飲み物は?
喉の痛みは、乾燥と炎症なので、飲み物でも保湿や殺菌作用、鎮静効果があるものが喉の痛みに有効です。
では、簡単に手に入りやすい喉の痛みに効く飲み物も見ていきましょう。
◆ 黒豆茶
特徴・使い方 ⇒ 黒豆が喉に良いのは先ほど紹介しましたが、黒豆そのものだけでなく黒豆の煮汁まで喉に良いのです。
とは言え、黒豆の煮汁をそのまま飲むのはくせがありますから、美味しく飲めるものではありません。
黒豆の成分を飲み物で摂りたい場合は、市販の黒豆茶がオススメ。煮汁よりも飲みやすいので、喉が痛みやすい冬には、
いくつかストックしておいてもいいかもしれませんね。
◆ 白湯
特徴・使い方 ⇒ のどの痛みの要因の1つが乾燥なので、水分補給というのも喉の痛みには効果的。
刺激がない水を温めた白湯は、まさに喉の保湿にぴったりで、さらに喉が温まります。
◆ 紅茶
特徴 ⇒ 風邪をひきやすい冬に、紅茶のうがいが推奨されたこともありましたね。
ただのお茶であるはずの紅茶に風邪予防の効果が期待できるのは、紅茶に含まれているカテキンという成分のおかげ。
カテキンはポリフェノールの一種で殺菌作用があるため、喉の痛みにも有効です。
使い方 ⇒ さらに紅茶は蜂蜜とも相性がいいので、蜂蜜を加えることで相乗効果で喉の殺菌や鎮静効果が高まります。
喉が痛いときには砂糖を加えるくらいなら蜂蜜を加えようにしてください。
喉の痛みに悪い食べ物は?

次からは、反対に喉が痛むときには避けたい食品を紹介します。
◆ おせんべい
おせんべいはよく噛んでどれほど小さく砕いても、固さは失われません。噛んだ後でも、喉を通るさいに小石のように傷つけて、喉のダメージとなってしまいます。
おせんべいに限らず、バケットなどの固いパンや、ナッツなども避けた方が無難です。
◆ 唐辛子
辛い食べ物を食べた後は、喉や唇がヒリヒリすることがあります。このヒリヒリは喉への刺激となり、喉の状態を悪くしてしまいます。
特に唐辛子のカプサイシンの刺激は強烈。その強烈な刺激を利用した催涙スプレーは防犯グッズとして有名ですね。
目も喉と同じ粘膜。目に入ってただでは済まないカプサイシンを、弱っている喉に与えることが良くないというのは言うまでもないでしょう。
◆ カレー
カレーというと、重い食べ物というイメージがありますが、実はカレーは薬膳料理に分類され、風邪で食欲がなくても、
カレーなら食べられるという人もいるほど。
カレーのスパイスが体の免疫を高め風邪への回復を早める効果が期待できると言います。
喉の痛みが風邪によるものであれば、カレーは有効な食べ物としての側面がありますが、カレーに含まれるガラムマサラや唐辛子などの辛味成分は喉への刺激になります。
辛くなければカレーではないという人も多いかと思いますが、喉が痛いときには辛味がない甘口を選ぶなどの工夫が必要です。
喉の痛みに悪い飲み物は?
では続いて、喉に悪い飲み物を見ていきましょう。意外と、日常的に飲む機会が多い身近な飲み物が、喉へのダメージにつながります。
喉に違和感があるときは、飲み物へも気を配りたいですね。
◆ お酒
お酒を飲むと、アルコールを分解するために体内で大量の水が消費されます。お酒を飲むときは水分もきちんと飲まなきゃいけない、というのはこのため。
水を大量に使うことで体や喉が乾燥し、それが原因で喉が炎症する可能性があります。
さらに、強いお酒を飲むと喉が焼けるような感覚がありますよね。これはアルコールそのものが、粘膜を傷つけているため。
お酒の飲み過ぎは健康時でも注意が必要ですが、喉が弱っているときには、より一層禁物です。
◆ 炭酸飲料
炭酸飲料の泡は喉への刺激となります。そのため、歌手やアナウンサーなど喉を使う職業の人は、常日頃から飲むことを避けていると言います。
しかし、一般的な職業の人にはほとんど問題ありません。
お茶のかわりのように、1日中飲むといった常識はずれな飲み方をしなければ、喉への影響は限定的ですが、喉に痛みを感じるときはそもそも喉にダメージがあるとき。
炭酸が刺激になって、喉の状態が悪化する可能性もあるので、炭酸を飲むのは控えてください。
◆ コーヒー
ちょっとした休憩にも欠かせないコーヒーですが、コーヒーのカフェインは、喉への刺激となります。過剰な刺激は喉の粘膜を傷つけて、炎症を引き起こす原因となります。
炎症で喉が腫れると、食べ物や飲み物が通るたびに痛みを伴うので、食事が苦痛になってしまうのです。
食べたいのに、食べられないというのは辛いこと。喉に違和感があるときはコーヒーを避けた方がいいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、喉の痛みや痛いときに効く食べ物と飲み物について調べてみました^^。
比較的、身近にあって、簡単に手に入るものでピックアップしてみましたが、もう一度簡単にまとめますと
喉の痛みに効く食べ物は・・・
◆ ハチミツ、金柑(キンカン)、黒豆、マシュマロ
喉の痛みに効く飲み物は・・・
◆ 黒豆茶、白湯、紅茶
喉に悪い食べ物は・・・
◆ おせんべい、唐辛子、カレー
喉に悪い飲み物は・・・
◆ お酒(アルコール)、炭酸飲料、コーヒー
以上となります。
風邪で喉が痛いのか、乾燥で痛いのかわかりづらいときは、まずはお医者さんに診てもらいましょう。そして、お部屋なども乾燥させないように気をつけたいものです。皆様の参考になれば幸いです^^。