「バレンタインデーをどうやって子供に伝えようかな?」
こう、悩んでいる方いませんか^^?
女性であれば、意中の男性にチョコレートを渡そうか悩み、
男性であれば、チョコレートを貰えるかどうかドキドキする。
バレンタインデーに、誰しも1度はそんな経験をしたことが
ある方も多いはず。
バレンタインデーと言えば、少し前までは
女性が意中の男性にチョコレートと一緒に好意を伝える日でした。
その当時にも義理チョコなど、親しい人にチョコレートを
渡す習慣はありましたが、あくまでおまけ程度の位置でした。
しかし、現在は友チョコを始め、親しい知人に日頃の感謝を
チョコレートで伝える人が多く、本命チョコなんて死語になりつつありますね。
このように、バレンタインデーは時代とともに変化を遂げていますから、
子供にバレンタインデーがどんな日かを説明するのに困る人は多いかもしれません。
そこで改めてバレンタインデーについて詳しく見ていきましょう。
今回は、バレンタインデーの意味や由来と子供に簡単に伝える内容を
お伝えします。
皆様の参考になれば、幸いです^^。
子供に簡単に伝えるには?
バレンタインデーとは、国に逆らってでも恋人たちの愛に味方した、
聖ウァレンティヌス処刑された日でもあり、当時のローマ帝国では、
カップルのお祭りの日でもありました。
そのため、
本来のバレンタインデーとは、カップルがお互いに愛や感謝を伝える日。
日本のように女性だけがチョコレートを配るような日ではありませんが、
バレンタインデーは世界的に広まっている習慣なので、
国ごとに形が違うのは自然なこと。
子供に伝える際は、ヨーロッパでは○○などと言わずに、
聖ウァレンティヌスのことと、チョコレートを渡す理由を短く説明しましょう。
以下をご参照ください。
「ずっと昔、国が結婚を禁止していた時代があったの。
だから愛し合って結婚したいのに、
結婚できなくて困ったカップルがたくさんいたの。そんなカップルのために、国に逆らって結婚させてあげたのが、
ウァレンティヌスっていうキリスト教の偉い人。2月14日は、ウァレンティヌスに感謝して、
好きな人に気持ちを込めてチョコレートを贈るの。ウァレンティヌスを別の言い方でバレンタインっていうから、
2月14日はバレンタインデーっていうんだよ。」
いかがでしょうか?
このように処刑や有名なエピソードの、
お菓子会社の販促キャンペーンというところは、
避けて説明した方がいいかもしれません^^;。
チョコレート美味しく食べる日なのに、
人が亡くなったことがイメージされると、
素直に楽しめなくなるかもしれませんよね。
バレンタインデーの由来は?
バレンタインデーの由来は、
はるか昔のローマ帝国までさかのぼります。
皆さんもよく知っていると思いますが、
ローマ帝国とは東西に大きく広がる大国です。
当時のローマ帝国では、領土を大きく広げることが
優れた皇帝の条件でした。
領土を広げなければ、今でいう議会にも認められず、
皇帝の権限にも悪影響が出たのです。
当然ながら、領土を広げるためには戦争しなければなりません。
しかし、兵士が結婚していると、愛する妻子を置いて、
長い間遠征に出なければなりません。
現在のように交通や兵器の技術も発達していないので、
1つの戦争の期間そのものも長いです。
そんな状況で妻子を持てば早く帰りたくなり、指揮が下がるため、
当時のローマ皇帝のクラウディウス2世が結婚を禁止していたのです。
しかし、キリスト教では結婚とは、神が定めた運命のパートナーと出会い、
生涯添い遂げるカップルになると神に誓う神聖な行為です。
皇帝と言えども、人間の都合で簡単に運命のカップルを、
引き裂くことはできないと考えていたのかもしれせん。
そこで、キリスト教司祭の聖ウァレンティヌスが、
こっそりと結婚を望む兵士と女性を結婚させていました。
勝手にカップルたちを結婚させていたために、
聖ウァレンティヌスが処刑されたのが、2月14日。
もともと2月14日はローマでは、ルペルカリア祭りという恋人たちのお祭りの日で、
ウァレンティヌスはこのルペルカリア祭りの生け贄にされてしまいました。
もともとのルペルカリア祭りと、聖ウァレンティヌスの処刑が重なり、
2月14日は恋人たちの日として世界中に広まりました。
以上が、バレンタインデーの由来です。
バレンタインデーの意味は?

バレンタインデーはもともと、聖ウァレンティヌスが処刑された日ですが、
聖ウァレンティヌスをバレンタインと発音することがあることから、
バレンタインデーと呼ばれるようになりました。
パートナーに感謝や愛を伝えるのが本来のバレンタインなのです。
実際、アメリカやヨーロッパでは、女性からだけでなく
男性からもプレゼントを贈ります。
また、19世紀頃のイギリスでバレンタインデーの贈り物を
チョコレートにするケースが増えましたが、
現在でもチョコレートに限らず花束やワイン、
ケーキジュエリーなどにメッセージカードを添えます。
愛の告白というよりは、愛を確かめ合ったり、
感謝や改めて愛情を伝える日という側面が強いのです。
同じバレンタインデーでも、ヨーロッパと日本では
かなりの違いがありますね。
日本でのバレンタインデーは、女性が好きな男性に
チョコレートを渡して愛の告白をする日です。
なぜチョコレートに限定しているかというと、
これは日本のお菓子会社のキャンペーンがきっかけです。
日本でバレンタインデーが普及し始めた1950年頃に
お菓子会社がチョコレートの販促のために、
ヨーロッパの習慣のバレンタインデーを紹介しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか^^?
今回は、バレンタインデーの意味や由来と、
子供に簡単に伝える内容をお伝えしました。
以上のような経緯で恵方巻きや土用の丑の日と同じように、
2月14日はチョコレートを贈る日として定着しました。
ととのつまり、商品を売るためにプロモーションしたイベントの感じですかね・・。
もともとは、チョコレートをメッセージに添えて贈る日と
していましたが、年月とともにメッセージカードがなくなって、
チョコレートが主役の現在の形になりました。
お菓子会社の綿密なマーケティングの成果で、
現在のバレンタインデーは、1年で消費するチョコレートの大部分が消費される日。
百貨店では世界各国のチョコレートが販売されて、
見ているだけでもワクワクするイベントです。
しかし、もともとはパートナーに気持ちを伝える日でもあります。
今年は照れくさいかもしれませんが、パートナーへのメッセージカードを
添えて、感謝の気持ちをや、愛情の確認をしてみてはいかがでしょうか^^。
素敵なバレンタインデーとなりますように!