「お年玉は、いくらくらいがいいのかしら?」
「もしかして少なすぎ?あげすぎ?」
こんな悩みを持った事ありませんか^^?
子供の頃はもらう側として一大イベントだったお年玉は、
大人になるとあげる側として一大イベントになりますね^^;。
子供の喜ぶ顔のために用意してもマナー違反となれば、
親御さんに不快な思いをさせてしまうこともあります。
せっかく用意するのですから、子供と親御さんの両方に
喜んでもらえるようにマナーや相場を知って準備しましょう。
今回は、お年玉の相場や渡す際のマナーについて調べてみました^^。
参考になれば嬉しいです。
この記事の目次です
お年玉の相場は?
お年玉は親戚などのごく親しい間柄の子供に渡すのが一般的です。
しかし、お年玉の相場という露骨にお金に関わることは、
いくら親しい間柄と言っても尋ねづらいものがありますよね^^;。
まずは小学生からお年玉の相場を見ていきます。
1~2年生は1000円、
3~4年生が2000円、
5~6年生が3000円程度です。
小学生と言っても6年間あり、入学したばかりの1年生と
卒業目前の6年生では全然違いますから、
小学生は全て一律にするのは現実的ではありません。
低学年、中学年、高学年と徐々に
金額をアップさせていくケースが多いようです。
進学して、
中学生は5000円、
高校になると10000円
を渡す人が増えています^^;。
しかし、高校生は中学生と同じように5000円の場合も多く、
高校生に至っては10000円が相場とは言いにくいでしょう。
ただし中学校を卒業して、高校生になったのに
お年玉が変わらないとがっかりしてしまいます。
10000円にこだわる必要はありませんが、
中学生よりも少し多めに包むといいでしょう^^。
また逆に就学前のように、小さな子供にもお年玉を渡すなら
4歳から6歳の園児であれば1000円が平均です。
園児になる前のもっと小さな子供の場合は、
お金の価値がわからないことも多いですね。
実際、お年玉にお菓子を渡す人もいます。
お金よりもお菓子の方が喜ぶなら、お金にこだわらず、
子供が喜ぶものを選ぶといいですよ^^。
お年玉の金額を決める際の注意することは?
お金の相場については以上ですが、
お年玉を渡すうえで注意したいことがあります。
それは、平等性。
子供は自分がどのように扱われているかを非常に気にします。
親しい子供の分だけ、相場よりも少し多めに
渡したくなることもあるかもしれません。
しかし、平等への配慮がなければ、
「お兄ちゃんばっかりたくさんもらってる」、
「その年齢のとき僕はそんなにもらってなかった」
などと子供の間からお金のトラブルになることも(+o+)。
こうしたトラブルを避けるために、お年玉の金額に
一定のルールを設けるご家庭もあります。
よく耳にするのが、年齢×500円や1000円で計算した金額を渡すというもの。
年齢は1人1 人同じように上がっていくので、
年齢を根拠にして金額をアップすれば、
その金額に納得しやすいです。
渡す金額も相場から大きく外れませんから、
渡し過ぎて迷惑になることも、
渡さなさすぎてがっかりさせることもありませんね。
お年玉を渡す際のマナーや、準備は何をするの?
お年玉を渡すには金額だけでなく、準備や渡し方も大切です。
お年玉を渡す前にマナーもきちんと押さえておきましょう^^。
お年玉に限らずお祝い事には、
新たな門出を祝うために新しいお札を用意します。
もともとは、新たな歳神様の祝福を分け合ったものなので、
お年玉も新札を用意しましょう^^。
簡単にまとめてみますと・・・・・
◆ ポチ袋の入れ方
4 つ折りは死を連想させて
お正月には縁起が悪いので、必ず3つ折りにします。
入れる向きは、お札を開いたときに
顔が印刷されている面が見えるようにします。
つまり、表を内側にして3つ折りして、
上下が逆さまにならないようにぽち袋へ入れましょう。
硬貨も裏表が反対にならないように、注意しましょう。
次にお年玉を入れるぽち袋についてです。
ぽち袋は、お年玉を渡す子供が少ないと必要な枚数が少なく、
わざわざ用意するのが億劫かもしれませんね。
ぽち袋はフリー画像でダウンロードできるものもありますし、
折り紙でも簡単に作れます。
買うほどの量はいらないという場合は
こうしたものを利用してみるのがオススメです^^。
◆ 渡す場所
親が同席しているときに渡すようにしましょう。
ある程度の年齢になれば欲しいものがたくさん出てきて、
親に内緒にしたくなる子供もいます。
後で見つかって嫌な思いをする可能性があるので、
親がお年玉をもらったことを確認できて、
お礼が言える状況で渡すのが親切です。
目上の人の子供には渡した方がいいの?
お年玉はもともと目上の人が目下の人に
歳神様の祝福を分け与えたものです。
渡すものは大きく変わりましたが、この基本は変わりませんので、
子供でも目上の人の子供へお年玉を渡すことは失礼にあたります。
例えば会社の上司や、恩師の子供には
お年玉を渡してはマナー違反になるのです。
目上の人の子供であれば、いくら子供と言えども
目上の人となります。
現金ではなく、図書カードなどをご祝儀袋に入れて、
お年賀として渡しましょう。
お年玉をもらった際のマナーは?

子供がいればお年玉をもらう機会もありますよね。
いくら子供と言えど、きちんと礼儀正しくお年玉を
もらえなければ子供が恥ずかしい思いをしますし、
嫌われてしまいます。
きちんとお年玉をもらえるように、
事前にマナーを押さえておきましょう。
◆ お年玉をもらってすぐに開けないようにする。
これは常識ですね。実際にもらう前から子供と
約束しておけば守りやすいポイントです。
お年玉は目上の人からもらうものなので、
その場で開けて中身を確認するなんて失礼千万です。
家庭とのつながりによって金額に差があれば
揉める原因になりますし、他の親戚がいる場所では
決して開けてはならないのです。
◆ 親がいない場所でお年玉をもらわないようにすること。
お年玉は中身がお金なので、子供の喜びは大きいです。
親がいない場所でもらうと嬉しさのあまり、
礼儀正しくもらえなかったり、親に貰ったことを
隠してしまう可能性があります。
親がそばで見ていると子供が「ちゃんとしなきゃ」と
意識して、礼儀正しく貰えます。
また、親としてお礼を言いそびれることも防げます。
もらう方も渡す方も嫌な思いをしないように、
礼儀正しくもらうようにあらかじめ話しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか^^?
今回は、お年玉の相場や渡す際のマナーについてまとめてみました。
正月は、子供達にとって一年の中で一番楽しみに
している時期の一つですよね。
普段は、なかなか出来ない夜更かしや、
普段は食べない食事をしたりとか。
そして、お金ももらえちゃうなんて
思うとそりゃ嬉しいですよね^^;。
では、今回の内容をもう一度、簡単にまとめますと・・・
■ 相場
1~2年生は1000円、
3~4年生が2000円、
5~6年生が3000円程度。中学生は5000円、
高校生は~10000円ほど。■ 金額を決める際は、平等性を考える事。
例えば、年齢×500円や1000円で計算した金額を渡すなど。■ お年玉の準備には
①新札を準備
②ぽち袋の入れ方に注意する■ お年玉を渡す際は親御さんのいる前で渡す事。
■ 会社の上司や恩師の子供には、現金ではなく
お年賀として図書カードなどを渡す。■ お年玉を貰った際のマナーとして
①お年玉をもらってすぐに開けないようにする。
②親がいない場所でお年玉をもらわない。
以上となります^^。
参考になれば嬉しいです^^。